- Amazon.co.jp ・本 (293ページ)
- / ISBN・EAN: 9784838712984
感想・レビュー・書評
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前から気になっていた、直木賞受賞作品。
最初はうーん、この二人の恋愛感、理解できない^^;
と思ってたんだけども、
読みすすめるうちに、凄くふたりとも自分を貫いてて
好感が持ててきた。
そして崇君、かわいい^^^^
この3人の奇妙な共同生活はなんだか微笑ましいなー。
是非ともいつか崇君には帰ってきて欲しい、なんて。
ドラマ化してたんですねー。米倉涼子の萌、あるとおもう。
柿崎はもうちょっと線の細い人がいいなぁ。(サイトの写真が悪いだけ?)
そしてそして崇くんは佐野和真\(^○^)/やはりか!イメージぴったり^^詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
直木賞受賞作。二人の女性の本音がリアル。
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先輩に借りてて埋もれていた本。
久しぶりにこういった物語を読みました。
突発的に発せられるセリフに「なるほどな」と思う事しばしば。
女の友情。
面白かったです。 -
おもしろかった。
なんか女の友情を描く本って少ない気がする…。 -
びっくり仰天ラスト。
ま、読了時高校生だった私は「言われない側」の人間に入るからな。
今「言う側」なら同じようにするかも。
隣で歩んでくれる存在は必要よね、という感想は変わらない。 -
面白い!
主人公2人のそれぞれに感情移入出来て、
2人とも素直に感情を出して生きていて、読んでて思わず吹き出したり
心を撫でられているような感覚を感じた。
こんな風に不器用なりに自分を出して生きていくのが人生の楽しみ方かなと思う。
特に萌の目線が好き。 -
この作品がきっかけで唯川恵のファンになりました。思い出の1冊です(笑
ありそうでない設定がおもしろくって、いっきに読んだけど最後のオチが尻すぼみな感じがしました。「あれだけ盛り上げとってこの終わり方???」 っていう感じ。
おもしろかったんだけど、最後がなーーー。
なので★3つ -
先日、発表された直木賞受賞作品をさっくり読む。
現在どこに行っても品切れの作品を上手く入手できたのは、
院生N尾女史が受賞決定以前から図書館に予約を入れておいたからである。
まぁ、又貸しってヤツですね・・・違反は百も承知なのですが。
同県出身の彼女のことを勿論知ってはいたし、幾つか読んでもいたけれど、
2002年1月25日読了。以下、過去の日記から抜粋。
まさかこうなるとは思ってもいなかったで、実は相当驚いた。
読了後第一声・・・「そう、きましたか」
自分の感情に素直に従って生きるるみ子と理性的な働く女である萌。
典型的な2パターンの女性が不思議と付かず離れずの関係を続けながら、
それぞれの人生を歩んでいく中で、出会いと別れを繰返す。
徹底的な女性視点で描かれたソレは、女性の本音の溜まり場だ。
世の中の女性を大分すればどちらかのパターンに分けることはできるだろうが、
自分がどちらに属していようと、2人の生き方に納得ができる。
「女」であることを最大に活かそうとする奔放な生き方も、
自分だけの空間をどこかで維持しながら世間を渡っていく生き方も、
どちらにも是非はなく、「あぁ、なるほどね」と頷くことができる。
読書をしていて思うことは、本を選ぶ権利は読者にはないのだということ。
まず、本が読者を選ぶのだ、年齢や情況や性格などを判断して。
今、10代の頃は苦手だったいわゆるOL小説を抵抗なく読んでしまえるのは、
本が私を読者として認めてくれたからだろう、ありがたいことに。
この作品に関して言えば、最後はやはりすごい(伊達に賞は取らないってか)。
筆者がキーワードを「家族」としていた意味が漸く解った。 -
2010.2,11
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なんとなく図書館で借りてみた本
彼女の本は二度目
対照的な女の人2人の仕事恋愛物語
非常に読みやすくて
行き帰りの電車で読破
正直登場する2人は
極端すぎてここまで女の人いないだろと。
私はどっちにも半分当てはまり当てはまらない。
仕事もしたいし
恋愛もしたいし
欲張りな私でいたいのです
物語の最後の締めはなんとなく好きでした
ハッピーエンドでもなくアンハッピーでもなく。
あと小説よりも映像化した方がおもしろい予感。
ドラマ見てないけどおそらく面白かったのでは?