- Amazon.co.jp ・本 (204ページ)
- / ISBN・EAN: 9784838716418
感想・レビュー・書評
-
短編集なんだけど、全体で一つのお話。一人の男を中心とした多数の女の恋愛小説。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
この人は 女 を描くのが上手いなぁ~
いつもいつも読んでて思うことだけれど・・
見栄とか欲とか、そういう汚いとこをサラっと書いてる
最初めっちゃ短い短編集かと思ったけど・・・
実は全部を繋ぎ合わせて1つの物語だった
エピローグより
女っていうのは、自分に都合のいいことばかり考える生き物だってつくづく思う。
本当にすごい。
自分だけの物語をつくって、その中で幸せになったり、苦しんだりするのだ。
その通りだ
でも、私はそれでいいと思ったりもする
この話に出てくる女性達も好きだなって思うし
自分の人生 自分に都合のいいように考えなきゃやってられへんわ -
林真理子はお初でした!
わりと読みやすかった。
テーマは働く女ですかね。
正直,社会に出るのは怖いとも思った。
ただ,周りに流されずに自分の価値観を大切にしていかなくては。
社会に出ると周りの目が余計気になるのかもしれないけれど,自分にとっての幸せは自分にしかわからないものだということをしっかり持たなくては。
そう思いました。 -
2006年日テレで放送されたドラマの原作。
女のピークって、いつなんだろう?
楽しい人生って、どんな人生なんだろう?
前に進むための答えを選択した時、
女たちはーーーーーーー
そんなエピローグからはじまる。
悩める女子たちのポジティブに生きるコツが詰まった物語です。 -
これって、イマドキの話なんだろうか?
なんだか、時代錯誤のような気がする。。。 -
確か汐留が舞台になっている
おしゃれな小説
オムニバスな感じで一気に読んだ
でもなんか最後後味悪かった -
「成功した」女たちと一人の俳優の話。
こういうあまりどろどろしていない都会のイメージは憧れる。
深沢はもっと深くあって欲しかった気も。 -
働く女の人が主人公の短編集。しかし、あまりにも一話が短すぎて、あっさりしすぎているというか、内容に深みがないというか・・・。なので、一話読んでやめちゃいました。
-
汐留を舞台にした11人の女性を語り手にした連作短編集。11人もいるわりに、女性の印象が同じ。おしゃれさを出そうと思ったんだろうけど、キャリア、シンデレラ症候群、結婚相手探し、不倫という形通りのアイテムでは、形通りの姿しか描けないということかも。特に短編では。
『anego』と同じく篠原涼子で2時間ドラマ化したけど、まったく記憶にない。もっとも、汐留に移転した日テレと資生堂マキアージュのタイアップなのできれいにつくっただけで期待できないけど。 -
汐留を舞台にした、女たちの話。
彼女たちは、働いてたり、主婦だったり、芸能人だったりするんだけど
みんな「自分が1番幸せ」って思ってる。
素敵なことだな、って思う。
そう思える人生を過ごせる人って、実際はどれぐらいいるんだろう?
でもやっぱり林真理子はバブル期の人なんだなぁと。
彼女はエッセイのが好きです。
(2006.02)