- Amazon.co.jp ・本 (204ページ)
- / ISBN・EAN: 9784838716418
感想・レビュー・書評
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とてもおもしろい手法で書かれていて、いっきに読みました。
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林さんの作品はエッセイしか読んだことがなく、初めて読んだ小説です。
埋め立てられた都会のその街で、今日も女性達が働き、恋をし、生きている。現実にいる、と思える話で、さくさくと読み進めることが出来ました。 -
おもしろくて、一気に読んだ。<BR>
林真理子さん、やっぱりすごい。<BR>
女の人の深層心理を描き出すのが、本当に巧みです。<BR>
「私は恋をしていた。そして私はこの恋を最後の恋にしたいと必死だった」<BR>
とか、ドキっとします。<BR>
あと深沢裕人みたいに病的にモテる人って、いるんだろうなーと思う。<BR>
舞台になった場所、最初お台場かと思ったら違った 笑 -
漁師町を埋め立て、高層ビルが立ち並び、一躍クオリティの高い人間が集まる場所となった東京の沿岸地区を舞台に、そこに集う30代の女たちの人生のひとコマを描く群像集。
広告代理店に勤務するOLから、高層マンションに住む専業主婦、コーヒーショップで働く女。
ひとつずつの話が短いため、なんとなくステロタイプに感じる女性たちは、みな、したたかだ。 -
汐留を舞台に、都会の女たちのリアルなお話が繰り広げられる連作集。林真理子は、女の人のマイナス的感情を書くのが非常に上手いと思う。
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特に強く感じるものはなかったな〜。
東京の中心的土地って、人をこんなにも幸せにさせることができるのね。2007.3.13 -
短編小説。埋立地に作られた時代の先端を行く巨大都市。そこに生きる女性たちの恋愛観、信念、優越感などを描きつつ、侘しさがにじむ物語の詰め合わせ。同年代の主人公たち皆が、自分こそが幸せと思い、自分こそがしたたかで賢く生きていると、背筋を伸ばして人工の島を闊歩している。バックボーンは違えど、幸せの形にこだわり、周りと比べているのが読んでいて面白い。皆前向きな女性たち。でも幸せってそういうものじゃないような、と疑問も出てくる。その答えこそがこの本の醍醐味で、それに気づかせてくれる繰り返しなテーマに、おなかが一杯になってくる。ぜひ男性版も書いて欲しい。
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林真理子の新刊です。
篠原涼子、マキアージュとともにドラマ化されるとのこと。
欲深い女性たちがたくさん出てきます。
私も欲深く都会の波にもまれてみたい。
つらいのかな。恋して穏やかに結婚してってのが理想だけれど、こんな風に苦しむのもありかもしれない。
この本だけじゃなくて、他の小説にも言えるけどまず登場人物の属性をしっかり説明するところから始まるから、読みやすいといえます。
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ちとエロい
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1人の芸能人男性を通して東京湾岸地に住む、働く女性たちの生き方が描かれています。
こんな風なちょっとおハイソな世界を描かせたら
真理子さんの右に出るものはないと思います。
読んでいるだけでその情景が目に浮かんでくるようです。