おやじダイエット部の奇跡 「糖質制限」で平均22kg減を叩き出した中年男たちの物語

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  • Amazon.co.jp ・本 (205ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784838724208

感想・レビュー・書評

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  • 糖質制限ダイエットに成功した筆者の経験と、その事から創部した「おやじダイエット部」の活動記録の一冊である。

    私は元々万年ダイエッターで、中肉中背である。
    炭水化物を抜くと痩せるし、食べたらすぐ太る。
    おやじダイエット部の人間たちは元が大きすぎる。
    一般人のダイエットにはあまり参考にならないかも??
    読み物としてもそこそこで、面白みには欠ける気もする。
    筆者の行動力と文章能力の高さは評価したい。

  • 節制できないブタから、食欲にふりまわされないライオンのような「高貴な野生」に、など、大げさで苦笑したくなる表現が多い。ただのダイエットでここまで大騒ぎしなくても、とダイエット慣れしてる女性としては思う。
    やってることの程度に対し、とにかく大げさ。それが野暮ったくもあり、可愛くもある。

  • え〜っ!「糖質制限」って、男性の方が効果があるんだって。
    まあどちらにしても、この本に出てくるメンバーは標準体重ン十キロオーバーで、10キロ単位で痩せていく人達だから、ちょっと違った(笑)。
    でもこういう人達が増えて、巷に「糖質制限メニュー」のある外食店が増えるといいなあ。六本木の「ボタニカ」も新橋の「梅花」も閉店だそうで…。

  • 糖質制限ダイエットを始めてみたら
    http://rimaroom.jugem.jp/?eid=2224

  • 「糖質制限」の実例集で、非常に参考になりました。
    自分も、急激に上がった血糖値を改善するために、この方法で3ヶ月で約10kg減量し、いまでもキープしています。
    そして、血糖値も正常レベルまで改善しました。
    著書でもありますが、確かに最初の1ヶ月でみるみる減量していきました。
    私も実感しています。
    ただし、やはり完全なる糖質制限(スーパー糖質制限)は、直観的に身体への急激な変化による負担を招く気がして、現在はプチ糖質制限(夕食のみ主食を抜く)に切り替えています。
    それでも、血糖値はキープできているので、この療法の要諦は、今までの過度な生活習慣から脱出するためのトリガアイテムの一つなのかなとも思います。

  • 低糖質ダイエットのやり方というより、やってきた経験やこんなに変わるよ、というアピール。これはこれで、モチベーション維持につながる。

  • ローカボふすまパン、青春メロンパン、大豆シナモンパン。

    豆腐を主食に。豆腐に溶き卵を入れて焼く韓国のジョン。
    カレーがけ豆腐=カレーのご飯の代わりに豆腐にする。

    夕食は必ず糖質制限=夜中にインシュリンを出さない
    夕食は分食を。
    夕食後に散歩する。
    朝は卵料理とハム・ベーコンふすまパン。
    調味料に注意=糖質オフのポン酢などを使用。

    糖質ゼロと糖類ゼロの違い
    糖類ゼロは、単糖類と二糖類がゼロ、という意味。

    余ったケトン体は排出される=カロリーオーバーでも使われない。

    糖質制限レストラン
    東京ミッドタウンのbotanica。
    新橋プラザビルB1 梅花

    何か小さなことを我慢する=自制心の訓練。

  • 著者は自ら3か月間で15kgダイエットも心不全で急死。

  • [2016.14]糖質制限ダイエットを成功させた人たちの実際のエピソードが綴られた本。
    最近、急死した桐山秀樹さんの著書。
    桐山さんの死との因果関係は、まだ定かではないが、注目のダイエット法であることに変わりはない。
    糖質制限で体重が落ちるメカニズムが、もう少し詳しく説明されていてもいいのかなと思った。

  •  3週間で87キロから67キロに痩せたノンフィクション作家の著者が、糖質制限ダイエットで成功した人たちの会を立ち上げるノンフィクション。第1話から第7話まであり、主に6人の人たちの実例が紹介されている。会が立ちあがる経緯、会の理念などとともに、糖質制限ダイエットの仕組み、成功させるコツ、糖質制限メニューの例、東京や京都にある糖質制限レストランの紹介、食品別糖質一覧表が載っている。
     糖質制限と言えば、糖質制限の草分けとして名高い江部先生の本が多いが、この本は江部先生を著者らの「師範」、「監督」として位置づけ、著者が接した江部先生の様子、語り口、糖質制限反対派とのディベートでの様子などが書かれている。とにかく糖質制限はいい、なんでみんなやらないの、という著者の信念に基づいてあらゆるエピソードが語られるので、ちょっと一方に偏り過ぎているという点がどうも宗教っぽくてイヤだなと思ったのは事実だ。糖質制限しないで不健康に生きる人をカワイソウに思って見下す、という態度が如実で、いくら本当に効果があり、本当に素晴らしいものだったとしても、ちょっと引いてしまった。とは言え、今おれも糖質制限1カ月過ぎて、7kgくらいは減ったので、その効果は実感できているが、おれはおれが満足すれば終わり。著者の、やらない人を説得したり、導こうとしたり、音頭をとってみんなを呼び掛けたり、といった意識はどこから来るんだろう、ということが終始不思議だで仕方なかった。(16/02)

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著者プロフィール

ノンフィクション作家。学習院大学法学部卒業後、雑誌記者を経てフリーランスに。旅行、ホテル業界を中心に雑誌記事、書籍を47冊執筆。10月に『軽井沢の歴史と文学』(吉村祐美との共著)も刊行。取材を通じて澤田秀雄氏と知り合う。本書は、桐山氏が澤田氏へのインタビューによって経営を分析する形でスタートした。取材途上の2016年2月、滞在先のホテルで62歳で死去。

「2017年 『変な経営論 澤田秀雄インタビュー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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