万国菓子舗 お気に召すまま ~お菓子、なんでも承ります。~ (マイナビ出版ファン文庫)

著者 :
  • マイナビ出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784839958176

作品紹介・あらすじ

小説投稿サイト「小説家になろう」での『お仕事小説コン』にてグランプリ受賞!
ほっこりお菓子屋さんオムニバス。

九州の博多天神から10分ほどの場所にある、客のリクエストになんでも応えてくれるお菓子屋さん「万国菓子舗 お気に召すまま」。一風変わったその店の店主・荘介はイケメンでお菓子職人としての腕は超一流だが、サボり癖があり、しょっちゅう出かけていってしまう。
アルバイトの久美はそんな荘介を支えつつ元気よく店を切り盛りしているが、今日も知らないお菓子の注文が入った。お客さんからのオーダーの裏にはいろいろな思いがあって――。
「ダイエットは明日からです!」自称”試食係”のお菓子大好きアルバイト・久美×店主・荘介が繰り広げる、ほのぼのお菓子屋さんライフ。

感想・レビュー・書評

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  • 可愛らしいお話の数々。
    お客様の注文は何でも作るイケメンの荘介さん。お菓子好きのバイトで博多弁が可愛い久美ちゃん。
    荘介の友人班目に八百屋の由岐絵さん。
    紹介されたお菓子はどれも本当に美味しそう。
    荘介さんには悲しい過去もあったけど、
    久美ちゃんのおかげで克服できそうだし、
    とっても気持ちが安らぐお話でした。

  • 色々なお菓子が美味しそうでした。優しい感じの内容です。

  • 思いの外一話がショートで背景があまり書かれていない文体は自分的に好みではなかった。
    読みやすいは読みやすいが、ちょっと残念。

  • 初読みの作家さん。短編集…とはいえなんとなく続いてるというか。個人的には主要キャスト以外の皆さんのお話ももうちょっと読みたかったかな。お菓子がたくさん出てきてお腹いっぱい!どんなお菓子なのか調べたりもしちゃいました。実際には、どんなお菓子も作ります!ってのは難しいだろうけどあったら行ってみたい☆でもなんとなく、前にも似たようなストーリーのお話を読んだような…展開は見えてたような…続編を手に取るかはビミョーf^_^;

  • 三十代前半でお菓子なら何でも作れる店主と、高校卒業後暫くしてアルバイトを始めた経理、事務までこなす接客担当兼試食係の、お菓子馬鹿さが心地好い。丁寧語の合間の博多弁も可愛い。桃カステラに蓬と桜のロールケーキ、乳粥、アイスクリームの天ぷら等、次々と登場するお菓子が楽しく、夢に見たケーキの再現も夢のよう。

  • 購入。
    さらりと読了。
    はじめは短くて、落ちなし?と思って読んでいたが(間違ってる読み方(笑))、後半から終盤にかけて何となく気になり始め、ラスト成る程な、と。
    バター餅ってハワイにもあるんだね。

  • 【あらすじ】
    九州の博多天神から10分ほどの場所にある、客のリクエストになんでも応えてくれるお菓子屋さん「万国菓子舗 お気に召すまま」。一風変わったその店の店主・荘介はイケメンでお菓子職人としての腕は超一流だが、サボり癖があり、しょっちゅう出かけていってしまう。
    アルバイトの久美はそんな荘介を支えつつ元気よく店を切り盛りしているが、今日も知らないお菓子の注文が入った。お客さんからのオーダーの裏にはいろいろな思いがあって――。 「ダイエットは明日からです!」自称”試食係”のお菓子大好きアルバイト・久美×店主・荘介が繰り広げる、ほのぼのお菓子屋さんライフ。

    【感想】

  • 一つ一つの物語が短いので気軽に読めます。
    ただその分各キャラの深い所まで追えないし、物語が細切れであっさりしている感じ。
    三人称のせいもあるのか久美の心情が描かれていないので、ちょっと無神経なようにも見えて残念。
    文章も「」が続くなどちょっと読みにくいです。

  • イケメン菓子職人・壮介と支える久美ちゃんのお話。
    1つのお菓子をめぐる短いお話が続き表紙の久美ちゃんが食べているお菓子が重要になります。

    読みやすい反面駆け足に進んでいってる気がして物足りない、かなぁ…。
    色々詰め込みすぎ、ということなのかなぁ?
    久美ちゃんが一途で可愛いからいいんだけど。

    でも美奈子さんとの過去はもう少しどこかで掘り下げてもいいかも。
    簡単にあっさり乗り越えちゃった感が…。

  • 登場人物の台詞が棒読みに聞こえるという不思議体験が出来る本でした。短い・浅い・中身ない。主人公の女の子も上昇志向がなく、洞察力もなく、ただ食べるだけ。いい面が全く見えず、好きになれなかった。時間経過・時間描写が雑。空気が感じられず置いてけぼり感が甚だしく、何回積みかけたか。ポリシーもブレブレ、予約一つ取っても雑。これでお仕事小説ってよく言えたなと思う。

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著者プロフィール

■著者
溝口智子(みぞくち・さとこ)
福岡育ち、福岡在住。
好きな博多弁は「なんばしようと?」。お酒と食べることがなによりも好き。
著作に『万国菓子舗 お気に召すまま』シリーズ、『五百津刺繍工房の日常』などがある。

「2021年 『万国菓子舗 お気に召すまま ~婚約のお菓子と最後のガーデンパーティー~』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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