動物の泣ける話 ~君からもらった幸せの思い出~ (ファン文庫Tears)
- マイナビ出版 (2020年6月10日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784839973292
作品紹介・あらすじ
あなたが最後に泣いたのは、いつだったか覚えていますか?
本書は日々の生活で疲れているあなたに、一粒の涙を届けるために作られました。
収録されているのは、感動して泣ける珠玉の短編。あなた好みのストーリーがきっと見つかるはず。
本書では「動物」にまつわるエピソードを掲載しました。
「愛する」「愛される」「絆を作る」…動物とのさまざまな思い出のエピソードを収録しています。
<掲載エピソードの一部>
「パパとおべんとうとごくらくちょう」
ママを亡くしたパパとまゆの物語。2人で遊びに行った動物園にはドーム型の鳥舎がありました。そこで開いたお弁当箱にはパパが作ったおにぎりとおかずがぎっしり。まゆはそれを頬張りながら言いました。「飛べたらお空の国に行けるでしょ。そしたらママにも会えるでしょ」と…。
「レタラの十戒」
華やかな世界に生きる俳優の父を持つ純。父には常に女性との噂が絶えることがなく娘は嫌気がさしていた。そんな中で純は公園で1匹の子猫を拾う。やせ細って衰弱したその子猫に自分を重ね合わせて行く純。動物病院で教えてもらった「犬の十戒」が、家族の姿を変えていく…。
「未来へと続く旋律(メロディ)」
高校卒業目前で交通事故に遭い失明した奏出美波。彼女は夢見ていた動物の専門学校への進学を諦めるしかなかった。パピーウォーカーの経験がある奏出家では、そんな美波のために盲導犬を受け入れることにした。そしてやって来たその犬は、盲導犬になるために自分たちが送りだしたメロディだった…。
<執筆陣>
溝口智子 パパとおべんとうとごくらくちょう
浅海ユウ ハッピーバースデー
烏丸紫明 レタラの十戒
杉背よい 7日目の秘密
矢凪 未来へと続く旋律(メロディ)
猫屋ちゃき いつか虹の橋を渡るまで
鳴海澪 チーちゃん、ハイ!
神野オキナ ちゃかちゃか
石田空 君がくれたひだまり
水城正太郎 僕の死なない犬
貴船弘海 ムクドリ∞インフィニティ
※順不同。タイトルは仮のもので変更の可能性があります。
感想・レビュー・書評
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動物にまつわる11話からの短編集。
童話的なのか?と、思えるような話かと思っていたのだが、子どもの感覚で見た動物たちやペットとのふれあい等が、描かれている。
最後だけ、ムクドリが、登場するのだが、彼女が、亡くなって、永遠の愛を野鳥図鑑を手にして、伝えるなんて、少し、話を作り過ぎていて、「泣ける話」(?)ではないと、感じて、白けてしまった。
この本の題名も「動物の泣ける話」と、書かれているのだが、「動物が、泣く話」と、受け止めてしまうのでは・・・
「動物たちとの泣ける話」では、・・・・
すぐに読めてしまったのだが、もう一つ、楽しめなかった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
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《お誕生日おめでとう。お姉ちゃん、大好きだよ》
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普段読まないジャンルの短編集を読みたいと思い泣ける話シリーズを購入。
短編なので一話一話読みやすい。読書が苦手な方にオススメ。
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