読まずに小説書けますか 作家になるための必読ガイド (ダ・ヴィンチブックス)
- メディアファクトリー (2010年9月10日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
- / ISBN・EAN: 9784840134774
感想・レビュー・書評
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本のタイトルから、読んだ後の答えは「(うなるような本は)書けません」。
著書のなかで何度も出てくるフレーズ。
「良く読むものが良く書く」。この言葉に当てはまる小説家になるためには、本を読むことは大切なことの一つだと言える。
読んでみたいなって思った本がたくさんあり、他の人の視点を感じられる1冊だった。 -
ブックガイド。若干上から目線の語り口が気になるが、いくつか読みたい本ができた。
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文学賞メッタ斬り!の豊崎氏と、編集長やってたり戯曲の岸田賞に関わってたこともあるそうなフリーライターの岡野氏という方とが、様々なジャンルごとに、読んでおくべき国内外の小説を紹介している本のガイドブック。
二人の読書量と知識が半端ない。
読書案内人として適当な人選だろうと思う。何より小説に対する愛情を強く感じた。
自分のアンテナ頼りで作品を選ぶのは、独りよがりで偏って狭まるし、だからと言って何でもかんでも手当たり次第乱読・濫読できるほどの時間も余裕もない。それは、あらかた代表的な、読んでおくべきポイントは押さえて読み尽くした、という状況になってからで十分間に合う。
まずは一定の評価を受けている作品や、そのジャンルの中で名作と呼ばれる作品に、できる限り目を通しておきたいと思うのだが、なにを読んだらいいのかわからない。
だから、こういった網羅的なガイドブックはとても重宝する。
これは読もう、ぜひ読みたい、と思う作品の題名をわくわくしながらメモしつつ、一通り読んだ。
既に読み終えている本をチェックするのもなにやら嬉しい。
今後、ちょいちょい辞書的に使いそう。
いや、実は既に使っている
2013.9.2読了 -
902
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桜庭さん目当てで読みました。
対談している二人が随分辛口で、まず肯定から入る私には少々辛かった(笑)
しかし、紹介される本の幅広さはさすがと感じました。
勉強になります。 -
4〜5
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2012.8.1 白子BF
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(図書館)
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快調、トヨザキ社長節。まあ読書ガイドとして気楽に楽しめました。