山本くんの怪難 北陸魔境勤労記 (MF文庫 ダ・ヴィンチ す 3-1)

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  • Amazon.co.jp ・本 (315ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784840136693

感想・レビュー・書評

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  • 序盤はホラー(というか怪談)風味だけど、中盤以降は妖怪大戦争の雰囲気に。主人公の一人称の地の文に少しイラっとするけど、お話そのものはおもしろい。
    福井県人か福井県人じゃないかで、読み手の受け取り方はまったく違うかも。

  • 最強の福井県ガイドブック。観光地から伝承までがこの一冊で丸わかりです。でも、怒るやろ福井県民(汗。そしてライバルとされる石川県民の私は苦笑するばかり。面白かったです。

  • 途中で断念。怪奇物かなと勝手に期待してましたが、福井アピールがすごくて、地元の人なら楽しめたんでしょうがさっぱりわからない。わからないといえば、何故にこのキャラがこんな言動をするのかも所々わからないので、途中で諦めました。 怖い系でもないし、謎解きでもないし、お仕事小説…なのかな。お仕事小説って個人的には合わないのかも。残念。

  • 福井県の著者が、福井県を舞台にした怪談を書き上げたもの。
    郷土愛にあふれていて、ローカルな話題が多いよね。
    福井県を知っている人にはおもしろいのかも

  • 肩を叩かれると、何故か部下も上司もどこかへと飛ばされる、という
    恐ろしい噂を持った部長。
    案の定肩を叩かれ飛ばされて、そこで妙な罪を押し付けられて
    さらに飛ばされてしまったサラリーマンの、可哀想かもしれない話。

    会社勤めは辛い現実。
    とはいいますが、これはちょっとどうなのでしょう?
    氷河期だから、この会社にしがみついているのでしょうか?
    もうこうなったら辞めるしかない気がしますが
    次がないから辞めないのでしょうか??
    疑問いっぱいの主人公です。

    怪奇現象が出てくるので、色々な妖怪が出てきて
    面白知識が増えてきます。
    これはこれで楽しいですが、話としては…。
    何だか結局主人公は空回りしるっぽいですし。
    まぁ本人達がいいなら、いいのではないでしょうか?

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著者プロフィール

1975年生まれ。福井県出身。2007年に「あちん」で『幽』怪談文学賞短編部門大賞を受賞、08年に同作でデビュー。2008年に「トンコ」で第15回日本ホラー小説大賞短編賞受賞。他の著書に、『太陽おばば』(双葉社)、『終末の鳥人間』(光文社)などがある。

「2013年 『幸せすぎるおんなたち』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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