図書館戦争

著者 :
  • メディアワークス
4.04
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本棚登録 : 15329
感想 : 2160
  • Amazon.co.jp ・本 (345ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784840233613

作品紹介・あらすじ

正義の味方、図書館を駆ける!-公序良俗を乱し人権を侵害する表現を取り締まる法律として『メディア良化法』が成立・施行された現代。超法規的検閲に対抗するため、立てよ図書館!狩られる本を、明日を守れ。

感想・レビュー・書評

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  • 好きすぎてなかなかレビューを書けなかったけど、映画化記念に。。。

    とにかく、本を守るために体を張って戦う!っていう設定だけで、「まかせて!一緒に戦うわ!」という気持ちにさせられてしまう。

    テンポのよい会話や、「キャラが立ってる!」という言葉をギリギリまで具現化したような登場人物や、ミリタリーな状況下での「恋愛フルスロットル♪」ぶりに軽く見られがちだけれど。。。

    言論の自由、表現の自由、生き方の自由など、人がそれぞれいちばん大切にしているものを守るために、自分のやり方で戦うことへの賞賛に満ちた名作だと思います!

    • 雀宮さん
      一緒に戦うわ!という気持ち、すごくわかります。郁の、万引き犯にされても・・・の気持ちとかね!
      映画化楽しみです。
      一緒に戦うわ!という気持ち、すごくわかります。郁の、万引き犯にされても・・・の気持ちとかね!
      映画化楽しみです。
      2012/05/01
    • まろんさん
      torachanさん~!わかってくれてありがとう♪

      映画化を喜んでいたのも束の間、うちの近くに上映館がないことに気づいて、イナカの悲哀をか...
      torachanさん~!わかってくれてありがとう♪

      映画化を喜んでいたのも束の間、うちの近くに上映館がないことに気づいて、イナカの悲哀をかみしめる私。。。
      2012/05/01
    • まろんさん
      雀宮さん、コメントありがとうございます!
      おお!またひとり同志が!と思えて、とてもうれしかったです♪

      というわけで、イナカから電車にゆられ...
      雀宮さん、コメントありがとうございます!
      おお!またひとり同志が!と思えて、とてもうれしかったです♪

      というわけで、イナカから電車にゆられて、6月はトカイに映画を観にいってきますね!楽しみですね~!
      2012/05/01
  • 先に漫画をキモイほど読んでいたせいで、「あら?ここは漫画と違う」「あ、ここは省かれてたな」というのが先行し、どうしても頭は、漫画の「郁」と「堂上」でストーリーを進めてしまった気がします。
    漫画より、原作の郁の方が、口汚いかしら??上官にこの口の利き方はないよね??というところが多かった(笑)
    にしても、堂上教官かっこよす!
     
    手塚は正しい。真面目で優秀で努力家で、言うことは常に正論だ。――しかし。
    「お前は笠原を一体どうしてほしいんだ?」 
    そう訊くと、手塚の頑なな表情は強張った。その頑なさはそろそろ折られどころだろう。
    「正論は正しい。だが正論を武器にする奴は正しくない。お前が使ってるのはどっちだ?」
    手塚を真っ向見据えながらゆっくりと折る。確実に折らねば意味がない。
     
    ここの表現かっこよくないっすか??「真っ向見据えながらゆっくりと折る。」漫画で読んだよりかっこよかった。堂上教官が素敵すぎ!

    でも、他方で!図書館戦争の漫画4巻の抱擁は、原作にはない漫画のオリジナルだったんですね!いやー、漫画のナイスアドリブです。原作のいいシーンが多少省かれてたりするにせよ、このナイスアドリブですべてが帳消しでしょうか(笑)。
    漫画版もお勧めですよ〜。

  •  図書館戦争は、言わずと知れた有川浩さんの人気シリーズ、その第一作目です。

     「メディア良化法」は公序良俗を乱し、人権を侵害する表現を取り締まる法律として昭和最終年度に制定された。
     出版物の検閲に対する権限が曖昧で、時の為政者によりなんとでも解釈できる、ある意味恣意的に言論統制ができると反対派は、既存の図書館法に第四章を付け加える形で対抗する。

     図書館法第四章 図書館の自由
      第三十条  図書館は資料収集の自由を有する。
      第三十一条 図書館は資料提供の自由を有する。
      第三十二条 図書館は利用者の秘密を守る。
      第三十三条 図書館は全ての不当な検閲に反対する。
      第三十四条 図書館の自由が侵される時、我々は団結して、あくまで自由を守る。

     そして、メディア良化法の制定から三十年が経過した、正化三十一年。

     メディア良化法を根拠に作られたメディア良化委員会と、言論の自由を守る図書館との間には、武力を以て対立することもある。
     図書館は武装化され、図書館は専守防衛を旨とする図書館防衛隊を配備している。
     笠原郁は、図書館の図書隊員。体力、運動能力も優れた郁は女子で唯一の防衛員志望であるが、高校生の時に良化委員会の検閲から本を守ってくれた図書隊員に憧れて防衛員を目指している。
     担当教官の堂上篤からは目の敵にされるほど厳しく訓練される。そして、後に女子では初の図書特殊部隊(ライブラリー・タスクフォース)に配属され、堂上やその同僚の小牧、同期のエリート手塚とともにタスクフォースでの活動が始まる……。

     いやあ、破天荒で楽しいですねぇ。この作品を書くきっかけはある図書館の「図書館の自由に関する宣言」のプレートだそうですが、確かにこの宣言は勇ましいですなぁ。

  • 「図書館の自由に関する宣言」がテーマのラブコメ?
    胸キュン要素あり、何より自由に読書が出来る有り難さに気付けた1冊。
    最近読書を始めた私は「図書館の自由に関する宣言」があることを知らなかった…知ることが出来て良かった。
    今のこの自由に読書が出来る状況や図書館の存在に感謝!

  • 生徒には人気のシリーズ。
    中学生にはハマる内容なのだろう。
    オバさんは1巻目で脱落。
    「植物図鑑」同様乙女の夢満載。2019.5.2

  • ハマります!
    郁が素直に悩んだり、頑張ったり、間違えたり、憤ったりしてくれるので、読んでて嬉しくなります。
    良化法のある世の中なんて、まっぴら御免なので、今、自分の持っている自由を正しく使える人にならなきゃな~なんて、まじめに思ったりしました。

  • ひたすらニヤニヤできる本。

    面白かった。読む前から絶賛されていたので、逆にドキドキしながら手に取ったのだけど、なんのその。素晴らしかった。評判に恥じない。
    軽妙なタッチだけれど、文章ひとつひとつに確実に力がある。
    本が好きなひとにはたまらない設定やセリフもいい。
    面白さに完敗。可愛い恋模様には、乾杯(笑)

  • 読書の自由を奪われた世界。図書の検閲のために武力攻防する凄い社会が描かれているが、個性豊かな登場人物同士の会話で深刻なくらいイメージはなく楽しく読めた。
    物語の世界は紙書籍の時代だけど、電子書籍が増えた現在ならば、検閲は通信遮断や消去コマンドです簡単にコントロールされそうだなと思うから、ゾッとする。

  • 学生の時に初めて読んで、凄く衝撃を受けた記憶があります。話が面白すぎて、家でも外に行ったときにも持っていましたwかなり熱中していました。
    郁の性格が好きで、憧れの王子様にはちょっと驚きました。負けん気の性格やあの明るさは、本当に羨ましい。堂上とのいざこざも凄く仲良くやってるなぁ~って感じで読んでました。
    現実に良化特務機関とか出来たらと仮定して、読書感想文を書いたこともあるので本当に思いれの深い作品です。

  • もし図書館が武装したら、という出オチ的ネタがこの話の全てなわけで、その出オチ的ネタで分厚い本一冊もたせようとなると相当の筆力と説得力がいるわけです。
    で、本作は残念ながら筆力・説得力ともにあまりにも足りないかなと。
    対立しあう二つの組織、良化委員と図書隊二つともが合法なのがわけわからないし、検閲のために武装が認められている社会で調教・凌辱もの(柴崎の言葉からしてこれらの描写は健在の様子)AVだの漫画だのがお目こぼしいただいてるのもわけわからん。
    ラノベ的文章もなかなか居心地悪かったが、なんというか、最近のラノベってこんなに親切なの?ってくらい一から十まで解説してくれて(〇〇はつまりこう言いたかったのだ、~~な点が〇〇の食えないところだ、ってなにもそこまで説明してくれなくてもわかりますよ)、逆に言うと最近の読者はここまで説明しないとわからないのでしょうか。不安です。

    でもやっぱり、一番許せないのは、どうしても許せないのは、たとえ本を守るためとはいえ
    「図書館が武装して、人を傷つける」
    ってとこですねえ。違うだろう、図書館の戦い方はそうじゃないだろう。図書館の自由宣言も、そういった意味じゃないだろうと。図書隊のメンバー誰一人そこに疑問もってないのがなんとも。登場人物全員に嫌悪感を持ちます。
    一番この話のキモの部分が、どうしても納得できないので、私はこの話、嫌いですね。

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著者プロフィール

有川浩(ありかわ・ひろ)
高知県生まれ。二〇〇四年『塩の街』で電撃小説大賞大賞を受賞しデビュー。同作と『空の中』『海の底』の「自衛隊三部作」、「図書館戦争」シリーズをはじめ、『阪急電車』『旅猫リポート』『明日の子供たち』『アンマーとぼくら』など著書多数。

「2017年 『ニャンニャンにゃんそろじー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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