猫町 (立東舎 乙女の本棚)

  • 立東舎
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感想 : 44
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  • Amazon.co.jp ・本 (72ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784845628797

感想・レビュー・書評

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  • いつもみている角度とは別の角度から見ることで世界が変わって見える。つまらない風景もきらめいて見えるかもしれない。
    絵が可愛い、何度見ても飽きないと思う

  • 萩原朔太郎さんもっと読みたいなあ。しきみさん絵はとてもすきだけど、文章にアニメ塗りはあまりしっくりこなかった。

  • ちょっと難しいように感じましたが、薬のせいでみえた世界なのですかね??それを何年経っても信じているのもちょっと怖い気もしますが。
    本だからこそ色々と憶測をしながら読めました。
    イラストがとてもいい。画集感覚で読めます(*^^*)

  • (表紙に書かれていない)サブタイトルの「散文詩風な小説」が本書を的確に表現している。萩原朔太郎って読んだことなかったけれど、イラストがあるとイメージが湧くね。しきみさんのイラストは可愛らしくて色っぽくてスタイリッシュで、とても不思議な印象。

  • 「わかっていないくせに、わかった気になる」
    巻末エッセイで最果タヒが語るそんな言葉が、読後の感想にぴたりと当てはまる。
    普段見ている世界が、ふとした弾みにまったく別の世界に見えてしまう、そんな主人公が迷いこんだ異世界のお話。

  • 表紙に惹かれて絵本と思い手に取った。

    よく見たら、萩原朔太郎。

    中身はさっぱり覚えていないけれど、中学生の時の感動を思い出す。というしきみさんのあとがきも。

    私があると思った世界は確実に私に取って存在している。という本文も。

    どちらも共感します
    たとえ薬中の厳格だとしても。

  • 異世界に行って、帰って来たような気がする。
    おもしろかった。
    いけないお薬はいけないと思います。
    散歩しよって思いました。

    以前仕事帰りのいつもの道で大きな山に見える雲が正面にあって方向感覚がおかしくなったり知らない場所に来たみたいな心細さと焦りを感じたことを思い出した。

    初めて読んだ乙女の本棚シリーズでした。
    これは…絵……?
    背景と文字の配色が素敵でした。この要因もあってか作品の中に入りやすかったのかな。

  • 不思議な物語。

  • 2017/5/14

    萩原朔太郎の本文をモチーフとした
    イラスト集のようなものであった、、

  • イラストがとても綺麗で美麗

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著者プロフィール

萩原朔太郎
1886(明治19)年11月1日群馬県前橋市生まれ。父は開業医。旧制前橋中学時代より短歌で活躍。旧制第五、第六高等学校いずれも中退。上京し慶応大学予科に入学するが半年で退学。マンドリン、ギターを愛好し音楽家を志ざす。挫折し前橋に帰郷した1913年、北原白秋主宰の詩歌誌『朱欒』で詩壇デビュー。同誌の新進詩人・室生犀星と生涯にわたる親交を結ぶ。山村暮鳥を加え人魚詩社を結成、機関誌『卓上噴水』を発行。1916年、犀星と詩誌『感情』を創刊。1917年第1詩集『月に吠える』を刊行し、詩壇における地位を確立する。1925年上京し、東京に定住。詩作のみならずアフォリズム、詩論、古典詩歌論、エッセイ、文明評論、小説など多方面で活躍し、詩人批評家の先駆者となった。1942年5月11日没。

「2022年 『詩人はすべて宿命である』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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