ぼくらがアニメを見る理由ーー2010年代アニメ時評

著者 :
  • フィルムアート社
3.63
  • (3)
  • (2)
  • (1)
  • (1)
  • (1)
本棚登録 : 105
感想 : 6
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (404ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784845918362

作品紹介・あらすじ

『まどマギ』から『天気の子』まで

ぼくらはどうしてアニメを見つづけるのか?
2010年代のアニメはなぜ/何が面白いのか?

国内外、あらゆるジャンルのアニメを縦横無尽に見つめる著者による、
2010年代アニメをいま改めて「言葉でつかまえる」ための、壮大なスケッチがここに。


『君の名は。』『風立ちぬ』『かぐや姫の物語』『この世界の片隅に』『海獣の子供』などの劇場作品から、 『魔法少女まどか☆マギカ』『おそ松さん』『けものフレンズ』『宇宙よりも遠い場所』などTV放映作品、 『父を探して』『LEGO® ムービー』『スパイダーマン:スパイダーバース』などの海外作品まで、 2010年代アニメの何が人を惹き付けてきたのか。

本書はアニメ評論家として活動する筆者が、2010年代アニメ作品を多様な視点で読み解く一冊です。

人気連載「アニメの門」で展開された時評、そして各種雑誌等に掲載された論考を中心に加筆・修正を行い、 2010年代が終わりを迎えようとしている今、この10年間のアニメを改めてみつめなおし、 その広大な流れを掴むために絶好の一冊となっています。


◎本書で言及される作品(予定・順不同)
『星を追う子ども』 『君の名は。』 『天気の子』 『かぐや姫の物語』 『風立ちぬ。』 『ハウルの動く城』 『思い出のマーニー』 『この世界の片隅に』 『リズと青い鳥』 『たまこまーけっと』 『たまこラブストーリー』 『リズと青い鳥』 『おおかみこどもの雨と雪』 『バケモノの子』 『未来のミライ』 『鉄コン筋クリート』 『true tears』 『魔法少女まどか☆マギカ』 『輪るピングドラム』 『虹色ほたる~永遠の夏休み~』 『エウレカセブンAO』 『HUNTER×HUNTER』 『SHIROBAKO』 『ラブライブ!The School Idol Movie』 『心が叫びたがってるんだ。』 『甲鉄城のカバネリ』 『コンクリート・レボルティオ~超人幻想~』 『けものフレンズ』 『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』 『さよならの朝に約束の花をかざろう』 『宇宙よりも遠い場所』 『海獣の子供』 『男子高校生の日常』 『ガッチャマン クラウズ』 『サムライフラメンコ』 『アイカツ!』 『THE IDOLM@STER』 『Wake Up, Girls!』 『ラブライブ!』 『アルドノア・ゼロ』 『ガールズ&パンツァー これが本当のアンツィオ戦です!』 『ルパン三世 PART Ⅳ』 『おそ松さん』 『リトルウィッチアカデミア』 『ルパン三世 PART 5』 『涼宮ハルヒの憂鬱』 『日常‐nichijou‐』 『宇宙戦艦ヤマト2199』 『花とアリス殺人事件』 『監獄学園』 『下ネタという概念が存在しない退屈な世界』 『甲鉄城のカバネリ』 『ゴッドイーター』 『バーチャルさんはみている』 『プロメア』 『マクダル パイナップルパン王子』 『シュガーラッシュ』 『パラノーマン ブライス・ホローの謎』 『LEGO® ムービー』 『父を探して』 『ズートピア』 『KUBO/クボ 二本の弦の秘密』 『スパイダーマン:スパイダーバース』……

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 新海誠、ジブリ、細田守
    リトルウィッチアカデミア、シュガーラッシュ、ズートピア、kubo、スパイダーバース

  • 2010年代のTVアニメ、劇場版アニメがとても詳しく解説されている。観ていたアニメはなるほどと思いながら読むも、観ていないアニメについてはやや重すぎるかなという印象。『宇宙よりも遠い場所』『ガッチャマン クラウズ』『サムライフラメンコ』『ルパン三世 PARTⅣ』『ルパン三世 PART 5』『おそ松さん』『監獄学園』などの時評は書籍ではなかなか読めないので貴重。

  • タイトル: ぼくらがアニメを見る理由
    紹介者:生産システム工学コース2年
    <紹介者からのコメント>
    アニメ評論家の著者独自の観点からの批評は、他のアニメの見方を教えてくれる本です。
    特に表現方法が面白く、勢いが見てて楽しい1冊です。

  • うーんなんかこう・・・まどろっこしかったな・・・

  • アニメ批評ブログの書籍化、のような本。実際には筆者はプロのライターで、これまでに書いた記事を集めたものである。筆者がいうに、批評とは作品を歴史の広がりの中のどこに位置付けるかを定める仕事らしい。本書の批評はその目的に沿っていて、単なるキャラクターや演出の良し悪しではなく、時代の流れの中での前作や他の作品との関係性、どのように他の作品に影響を与えたか、などを論じている記事が多い。

    基本的には作品を見たことがあることを前提とした記事だ。見たことがない作品に関する批評はほとんど理解できない。目次などで、どのような作品が取り上げられていて、見たことがある作品があれば、その作品に対する俯瞰的な味方や分析的な味方は、楽しみ方の幅を増やすことができるだろう。

  • この著者の「チャンネルはいつもアニメ」のほうがカタログ的で自分には読みやすかったです。

全6件中 1 - 6件を表示

著者プロフィール

藤津亮太(ふじつ・りょうた)
1968年生まれ。アニメ評論家。新聞記者、週刊誌編集を経て、2000年よりアニメ関連の原稿を本格的に書き始める。現在は雑誌、パンフレット、WEBなどで執筆を手掛ける。主な著書に『チャンネルはいつもアニメ』『ぼくらがアニメを見る理由』『アニメと戦争』『アニメの輪郭』などがある。

「2022年 『増補改訂版 「アニメ評論家」宣言』 で使われていた紹介文から引用しています。」

藤津亮太の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×