- Amazon.co.jp ・本 (223ページ)
- / ISBN・EAN: 9784847060496
感想・レビュー・書評
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題名とは違って、精神疾患の一般的な説明が中心。肝心のリワークプログラムの記述が少ない。仮にうつになっても、まずは辞めずに休職すればよいのだが、その後復職させずに解雇してくる企業が多いのも事実。著者が医師としてどういう立場なのかわからないが、そういう問題提起が欲しかった。
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うつ病について、医者の見地から述べた一冊。
会社との関連性はともかく、一般論としてうつ病を知るには十分か。 -
40歳で臨床の現場でバリバリ働いてる医師による、勤め人のためのわかりやすいうつ病対策本。
「うつ病」と一口にいっても発達障害や人格障害や双極性障害などの複雑な脳・精神の問題と関連しており、様相は様々で、それぞれで適切な治療方法が変わってくるという。
それはそれとして、復職プログラムの重要性を訴えていて、著者のクリニックのリワークプログラムを例として紹介している。
クリニックのステマ(いやステルスしてないか)ととられる向きもあるかもしれないが、リワークプログラムが参加人数が限られていることや、世間一般のメンタルヘルス系クリニックの混み様を考えるに、やはり本を著した動機はうつ病で困っている人をなんとかしたい、仕事に戻れるようにしたい、というものだと思う。
あと、発達障害のイメージがこの本でだいぶ変わった。 -
備瀬 哲弘 (著)
まぎらわしい「職場のうつ」を正しく理解することが、回復への大事なステップ。復職と再発防止を目標に「職場のうつ」に取り組む臨床医が解説する、回復への道筋。うつ病に悩む人へ、光明となる1冊。