解像度を上げる――曖昧な思考を明晰にする「深さ・広さ・構造・時間」の4視点と行動法
- 英治出版 (2022年11月19日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
- / ISBN・EAN: 9784862763181
感想・レビュー・書評
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多分、何度も読み返して理解深めていく本。その時は理解しているが時間経つことで忘れてしまうので何度も読み返したい本の一つ
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課題と解決策を考え抜くための「型」を教えている本。
スタートアップを多く見てきた著者だからこその経験に裏打ちされた自信が伝わってきます。今までわかっちゃいるけどできてなかったが、今度は少しやってみようかなという気持ちにさせられます。
タイパに流れがちな昨今だからこそ、じっくりと考え抜くスキルを持つ人は今後希少化していくと感じる。
内容が体系的に書かれているため、長文を書く参考としても便利です。 -
1ヶ月かけて読み終えました…。
仕事で知り合った方から、勧めてもらった本。
ボリューミーでしたが、「解像度とは」「上げる方法」についてかなり網羅されていました。
まずは、理想をイメージして、それに対しての課題と解決策をとにかく書く、ということを、仕事でも人生でもテーマは大きくても小さくても、やってみようと思います。
自分自身が40歳まで割と解像度が低いままでもなんとか生きてこられたのですが、なんか、この先このままでいいのか?という漠然とした不安(←これがすでに解像度が低いw)があり、、、。
この本の存在を知った際に、娘がいるので、娘には解像度高く生きて欲しい、と思いました。高い人が低い解像度に調整はできると思うのですが(あえて解像度を上げない)、逆は無理だと思うので、変化が速く想定外のことが起こるだろう世の中で、適切な解像度で生きて欲しいなと考えましたので、まずは自分から。 -
情報、思考、行動のループの必要性がよくわかった
また、アイデアがみつかるまでに1000時間は必要という話はインパクトがあった
迷ったときにまた読み返したい -
腹落ちするまで何度も読み返したい本
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著者はスタートアップの支援をする側で、この本で褒め称えている高い解像度を持って働く優秀な起業家自体ではない。だから、あくまでも優秀な起業家がどのように思考、行動しているのかのまとめの域を超えていない。よく纏まられている=構造化はできているが、本書で1番大事としている深さこそ、この本に1番足りないところだと思う。
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解像度が高い人は「深さ」「広さ」「構造」「時間」の視点を持っているそう。
周りにいる"解像度の高い人"は確かに、明確に簡潔に分かりやすく話をしてくれる。その人を思い浮かべながら本書を読んでいると、確かに知識が広く深く、構造化ができていてその中から取捨選択したりストーリー立てして話をしているように感じた。
なかでも「課題」に対する解像度が大事。なぜなら、どんなに解決策が素晴らしくても課題の大きさ以上の価値は生まれないから。
4つの視点のうち「深さ」が足りないことが多く、深める(少数の人しか知らない課題への洞察を得る)ためには行動と思考の繰り返しが大事。 -
前半は全体向けに、後半は専門職(ビジネス開発や戦コン)にとって役立つ内容。
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情報、思考、行動のループ。特に行動ができない人が多い。百聞百見は一験にしかず。
解像度は深さ、広さ、構造、時間からなる