- Amazon.co.jp ・本 (128ページ)
- / ISBN・EAN: 9784875862956
作品紹介・あらすじ
被写体探しの苦労がスッキリ解消、まちを見る目が深まる、散歩も写真も楽しさが100倍アップ。散歩屋が贈る写真の極意。
感想・レビュー・書評
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犬と一緒に暮らしていたころは、
17年間毎日欠かさず朝晩散歩に出かけていました。
散歩のときは犬と一緒の目線で世界を眺めていたので、
日々小さな発見がありました。
でも、愛犬が他界してからは、
散歩に出かけることもめっきり少なくなって、
小さな発見どころか
四季の移ろいにさえ
鈍感になってしまったような気がします。
そこで思いついたのが
カメラを持って散歩するということ。
写真を撮るという目的があれば、
ただただボーッと歩くということもなくなり、
いろんなものに注意が向くのではないかと考えました。
この本の著者はプロのカメラマンではありませんが、
散歩を仕事にされています。
なので、技術的なことには触れられず、
カメラを持って散歩するときの
心得みたいなことが書かれています。
絞りがどうだとか、露出がああだとか、
シャッタースピードがどうしたとか、
面倒なことは後回しにして、
とにかく気になったものや風景を撮りまくろう
といったような内容です。
これから気楽に写真を始めようとする方には、
ちょうど良い本だと思います。
べそかきアルルカンの詩的日常
http://blog.goo.ne.jp/b-arlequin/
べそかきアルルカンの“スケッチブックを小脇に抱え”
http://blog.goo.ne.jp/besokaki-a
べそかきアルルカンの“銀幕の向こうがわ”
http://booklog.jp/users/besokaki-arlequin2詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
お散歩写真とは街歩きで撮る写真のことであるが、街歩き中に目に入るすべてのものを被写体としてみることで意外な風景やモノの発見に結びつく。さらに踏み込んで情報を集めてみると、街の未知な姿が見つかり感動したりする。お散歩写真には、大きく分けて見た目の美しさ・楽しさに重視の「アート系」と風景やモノに潜む歴史や意味を楽しむ「ヨミトク系と」の2つがある。
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絵地図師をされている作者さんならではの、お散歩写真のコツみたいなものが書かれています。設定はオートで十分!惹かれたものを写真に切り取りましょう〜という部分は確かにな…と頷いて読みました。カメラの設定を気にせずに色々撮ってみようかな…って思える本でした。
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民俗学者の柳田国男さんが言った「ハレ(正月や祭り、儀礼等の非日常)」と「ケ(質素な日常)」の、「ケ」の部分を写真に撮りましょう、そのためには、近所のこういう所に目を向けると撮れますよ。という内容の本。
写真の技術を期待する人には向かない本。
自分としては、割と分かっている事を書いてあるので、評価は高く出来ないけれど、「日常の撮り方が分からない」という人には、日常で撮れる写真の基本が分かると思う。 -
トイカメラを持ち歩き始めたので、参考に。
どんな姿勢で街中を散策すればいいか、
自分の「撮りたいもの」のヒントはどんなところにあるか、
そんなことの指針を与えてくれる一冊です。
なるほどー、要は興味を持つこと、面白がることが大事なんですねw。 -
毒にも薬にもならない本。
絵地図は上手だと思うが、本書はテーマが違う。