- Amazon.co.jp ・本 (34ページ)
- / ISBN・EAN: 9784875863663
作品紹介・あらすじ
作品はすべて未完成。あなたの鋏で切抜作品(コラージュ)を完成させてください。
感想・レビュー・書評
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これはこれで、ぶっ飛んでいてスゴイ!
横尾忠則と穂村弘のタッグなわけですから、まあ、当たり前では終わらない。
でも、子供が読んで楽しいのかなあ?
とりあえず感想はブログに書きました。読んでいただければ嬉しい。
https://plaza.rakuten.co.jp/simakumakun/diary/202009270000/詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
灘の神戸文学館に行ったら向かいにあった横尾忠則現代美術館にも行きたくなって、展示みた帰りにミュージアムショップで買った!
企画展は「わたしのポップと戦争」だったよ。ポップと戦争を合体させるなんて横尾忠則まじポップ。日本では悲惨さばかりが伝えられてきているけども、別の側面もみれた気がするよ。
まあそれでも、横尾忠則といえばチラシとかポスターとか、状況劇場やの天井桟敷やのそういうイメージやったので、常設展のが楽しかったりした。
この本は、動物が書かれている絵に穂村弘がことばを付けたもので、特に図鑑という感じではない。動物部分を切り抜いて、巻末の袋(動物たちの家)に入れとくっていう何ともポップな作業が必要な本です。本当の姿を知るために切り抜くのよ。
(らくだと犬のページ最初から切り抜かれとったし。仕様よな。人件費かかりすぎやろ)
穂村弘の文もなかなかいいです。群衆のなかで浮き出ているらしいのに自分ではアイデンティティを見出せないの。 -
横尾忠則の作品に文を付けたもの。
絵に描かれている動物をハサミで切り抜くようになっている。
横尾忠則という画家を知らなかったのもあるのかも知れないけれど、絵は小さい子向けではない。
はさみで切りぬくのも相当難しい。
「切り抜いてください。あなたの鋏で。」
というような愛の歌っぽい文章がついている。
最後のページに切り抜いた破片を入れる「動物たちの家」と書かれた袋がついているのは面白いアイディア。
横尾忠則のファンにはいいのだろう。
子供にはいまいち。