超訳 ニーチェの言葉 (ディスカヴァークラシックシリーズ)

著者 :
  • ディスカヴァー・トゥエンティワン
3.81
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感想 : 836
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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784887597860

感想・レビュー・書評

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  • 心に響きます。

  • 知り合いがおススメしてくれた本。金言。
    知り合いと感動した部分が違っていたので、人によって受け取り方が違うんだなあ…と改めて感じる。

  • 哲学者ニーチェの一冊。日本代表の長谷部選手の著書「心を整える」にも載っていた一冊です。

    人間としての核心や本質に迫る言葉ばかりで約100年前に書かれたものですが、今の時代でも通じるものであり、本書の言葉に触れることによって現代人が忘れている何かに触れられるそんな気もしました。

    本書を読んで、常に変化することの大切さ。従来存在していたものを視点を変えて見てみることの2つについて多くかかれていると感じました。
    そして人徳者に共通する利己的にならないことについても多く触れられていると感じました。

    人生に疲れたとき、自分を見失ったとき、辞書のように該当の項を読みたくなるそんな一冊だと感じました。

  • 今までなんとなく、頭だけで感じていたことを、活字にされたという感じ。
    とにかく言葉一つ一つにがストレートで心にくる。

  • 読むたび、ハッとする。自身の置かれている状況によって、新しい発見をするのだ。短い文章ではあるが、深い。手元に置いておきたい書。

  • 相手が強すぎるから、事態が今までになく困難だから、状況があまりにも悪すぎるから、逆転できる条件がそろわないから負けるのではない。心が恐れを抱き、怖気づいたときに、自分から自然と破壊や敗北の道を選ぶようになってしまうのだ。

    いい事を言う人がいるもんだ。しかも「~だと思うだろう、しかし実際は~」というように、人が陥りがちな誤解を例示して、その上で持論を展開するので思わず納得してしまう。いい事をいう人は言い回しもうまい。100年くらい前の人だが、これほどのベストセラーになるということは、人の真理は変わらないのかもしれない。または編訳が上手で現代に合致している箇所を引用したということも考えられる。ちなみに関係者の話を聞いたところ、編訳者はすごい下ネタオヤジらしい。意外とニーチェもそんなだったりして…。

  • ざっと一通り読んで、忘れた頃にまたぺらぺらと読んだ。新たな視点を与えてくれる歴史あるのに新しい言葉たち。面白いです。

  • "時間は限られているのだから、チャンスはいつも今だ" 今生きている人間のための哲学なので響く言葉ばかりだった

  • とても良い言葉が書いてあるのですが、心に残りませんでした。色々な人が言っていますが、前後の文脈を無視して一文だけ抜き出しているからでしょうか。

    哲学初心者ですし、売れているからこの本からニーチェを知ろう...としたんですが、これは読んでも意味がないかな、と読むのをやめてしまいました。

  • 288

  • いいとこどりの典型。コンパクトに抜き出すことによって、その思想が伝わりやすくなる。

  • 入門書として手に取りやすい本だった。きちんと読んでみたいと思う本が何冊かあった。

  • 002
    人間というのは間違った評価をされるのが普通。


    この本は思考する上で、ものさしになる。
    話題に上がる本にはワケがあった。

  • 安定志向が人と組織を腐らせる。体験だけでは足りない。→考察しなければ何もならない。

  • 一文に込められた意味を解説?

    何かこんなものをオープニングでやっていた番組が
    あったな、と。
    しかし、ここまで考えると言うか
    言葉に重みをもつものが…。
    言われてみれば、なるほど、という納得。
    淡々と述べられているせいか
    そんな事! という反論もなく。

    ただ、最初から最後までこれが続くので
    一気に読むとつかれるかと。
    なんとなく…な時間に数ページ、が丁度です。

  • バイブル。

  • 話題になったよね、この本。
    ニーチェ好きとしては、こういう本から実際のニーチェを読む人が増えてほしいな、と思う。
    訳も、そんなにぶっとんだ訳じゃない。結構王道だと感じたな。

    ニーチェはこういう体裁の本にするには向いている哲学者だし、だから企画の目の付け所がいい。
    繰り返すが、これを読んだ人はぜひニーチェの著作を!

  • 2014年の66冊目です。
    会社の脇机にずっと置いてあり、昼休みのちょっと空いた時間に数ページずつ読んで、ようやく読了しました。

    哲学者ニーチェの数々の著作から、現代に生きる我々の心に響く言葉が、著者の絶妙な意訳によって届けられている。10のカテゴリーに分けられた232の短いが鋭い言葉が載せられています。#064「事実が見えていない:多くの人は、物そのものや状況そのものを見ていない。その物にまつわる自分の思いや執着やこだわり、その状況に対する自分の感情や勝手な想像を見ているのだ。つまり、自分を使って物そのものや状況そのものを隠してしまっているのだ。(曙光より)」これは、この世に事実はなくあるのは認識だけだという言葉も同様のことを言っています。この言葉をどう解釈して、どう自分に取り込むかも千差万別だと思います。あちらこちらに、「ハッと」させられる言葉があります。考えに行き詰った時、手に取ってページをめくってみると「言葉とのいい出会い」があるかもしれません。

  • 難しい言葉ではなく、すーっと心に入ってくる感じで読みやすいと思います。
    喜んで生きよう。私はその言葉が1番心に残りました。

  • ニーチェと聞いて、どんな哲学を紡いだ人なのか気になった。
    先入観は本当、アテにならないものだ。そう決めつけることは傲慢だったっけ。

    21節の内容を読んだときは涙が出そうだった。
    ここ最近、努力を続けることの「答え」が様々な書物から得られているように思う。
    やっぱり努力はしてこそ、だ。ここで自論確定。

    この本でも、頭だけで考えるな、読書だけで終わるな、体験すべし……といったことが書かれてある。一歩踏み出すのに勇気がいるけれど、飛び込んではじめて見えてくるものがあるもんな。
    時には足元をよく見直すことが肝心だ。

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著者プロフィール

白取春彦(しらとり・はるひこ)

青森市生まれ。ベルリン自由大学で哲学・宗教・文学を学ぶ。哲学と宗教に関する解説、論評の明快さに定評がある。
主な著書に、ミリオンセラーとなった 『超訳 ニーチェの言葉』のほか、『頭がよくなる思考術』(ともにディスカヴァー・トゥエンティワン)、『この一冊で「聖書」がわかる!』(三笠書房《知的生きかた文庫》)、『行動瞑想 「窮屈な毎日」から自由になるヒント』(三笠書房) など多数。

「2023年 『超要約 哲学書100冊から世界が見える!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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