黒グルミのからのなかに

  • 西村書店
3.71
  • (14)
  • (19)
  • (20)
  • (4)
  • (1)
本棚登録 : 185
感想 : 40
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (1ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784890138982

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 死神を閉じ込めてしまったために、死がやってこない世界を描く。
    生があるからこそ、死も必要であることをさらりと描いている。
    お母さんを守るためとはいえ、死神をコテンパンにやっつける男の子にはびっくり。
    スコットランドの民話が基となっているらしい。

  • 死は、辛いものだけど受け入れなければならないもの。
    死があるから、生の有り難みがわかるんだね。
    いろんな死の上に自分の生が成り立っている。

  • 感想を放置し過ぎて忘れたシリーズ

     死がなくなったらどうなるか、っていう絵本だったと思う……

  •  ポールは、かあさんをつれにきた死神からカマをうばい、小さくなった死神を黒グルミのからの中におしこみ、海にほうりなげた。かあさんは元気になった。しかし、死神がいなくなったせいで、すべてのものが死ななくなった。漁師は魚をとれず、肉屋は牛を殺せず、農夫は麦の刈入れができない。かあさんは言う。「いいこと?ポール。すべての命には、おわりがあるの。」

  • 受け入れがたい「死」。だけどそれは私たちが生きていく上では不可欠なものだと切ないような優しさで教えてくれる絵本。

  • 表紙絵に魅かれて借りました。
    自分の母親を迎えに来た死神を黒くるみの殻の中に閉じこめた事で、「死」がなくなってしまう。
    死とは、生とは、を教えてくれる絵本。絵本にしては抑えた色調がいいです。

  • お母さんが死んでしまう!!
    それを知った少年は、おかあさんの命をとりにきた死神をくるみの中に
    入れて、すててしまいます。
    すると、せかいが死の無い世界になってしまい…。

  • 死についてオススメの本があれば、と言って、母にススメて貰った本

  • 生と死の運命は・・・?
    運命を受け入れるということの大切さを描いています。

  • 死神がでてくるんだけど、私はいいと思って、
    中学生に読みました。
    先生たちには、評判よくないようだけど、(朝読だから?!)
    生と死について考えない子どもなんて。

ときありえの作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
湯本 香樹実
かがくいひろし
モーリス・センダ...
くすのき しげの...
ポール・フライシ...
小川 未明
シルヴィ ネーマ...
メアリー・リン ...
ゼバスティアン ...
ジャクリーン ウ...
ビバリー ドノフ...
マージェリィ・W...
フローレンス ス...
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×