- Amazon.co.jp ・本 (269ページ)
- / ISBN・EAN: 9784894513105
感想・レビュー・書評
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今まで読んだ本の中で一番合理的で一般的に言われている投資理論の
盲点を突いています。
また今後の日本経済についても非常に意義深い示唆をされています。
これは心からぜひ一読をお勧めします。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
景気衰退期は外貨預金と現預金
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いろんな識者が提唱している「国際分散投資による長期資産運用」の有効性に対する疑問への回答が示されている。
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サブプライム問題はあまり関係ない内容で、フォレスト出版らしいタイトル付けの本。日本の先行きには弱気で、外貨預金、外国株式を中心としたポートフォリオを提唱している。分析は後講釈もいいところで、株価はチャートを見れば分かるとか、景気の上がり下がりをとらえる(そういえば、さわかみファンドも同じようなことを言っていた。バブル後の株価低迷はどうしてもこういう思考に傾かせてしまうのだろうか。。。)とか、根本的なところでどうも受け入れにくいものを感じてしまう。文中にしきりに「私は以前からXXを予想していました!」と繰り返したり、経済学の基本原則は今の時代に合わない、と言ってみたり、この手の本の常套手段という感じで、正直、あまり好感が持てなかった。外貨預金についてはこれまで手数料が高いことと税金の問題もあり、敬遠していたが、最近のネット銀行の手数料はずいぶんと安くなっており、MMFよりも有利なんだとか。