アイデア大全

著者 :
  • フォレスト出版
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本棚登録 : 2087
感想 : 98
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  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784894517455

感想・レビュー・書評

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  • 出典元を見ても幅広い書籍から集められていることが分かる。よくわからないものもあったが、折に触れて読み返してみたい。

  • 実用に供する用というより読書猿さん話題になってるので関連書籍読むか〜くらいの感じで読んだ。そのくらいのテンションなのと自分の習い性のためになんだかんだ一番楽しんだのは最後に載ってるアイデア史年表だった。書中で扱ったアイデアツール以外の話も載ってて類聚国史とか日本国内の話もあるので。

    ツールの名前→レシピ(ツールの使い方)→サンプル→レビュー、順。一項目につき6ページから10ページほど。各項目参考文献も載ってて最高。

    議論の方法とか問題解決ツールとか…広義の自己分析の話でもある。

    余談だけどランダム刺激、同人屋さんのネタだしでみるやつだぁ、と思った。

    141

  • 読書猿さんによる科学技術・芸術・文学・哲学・心理療法・宗教・呪術等多くの分野・古今東西から渉猟した「発想法」に関する本。アイディアを得るための方法が
    ①難易度、②開発者、③参考文献、④用途と用例、に分けて列挙されている。

    よくぞこんなにも集めましたね…!と感嘆。

    アイディアや閃きは「天才のもの」ってイメージを覆し、誰だってやればできるんですよ、と様々な方法を提示してくれる。方法に関しては、絵も交えて噛み砕いて書かれているので、わかりやすい。また、実際に開発者はこれで〇〇を開発した!といった実例も沢山紹介されているので、単純に読み物としても面白かった。

  • 全ページ黄色い紙なのは驚き。開発者、参考文献が書かれていてとても丁寧な作り。圧倒的な情報量が系統立ててまとまっている。イラストや写真があってとっつきやすい感じはあるけれど、いかんせん量が多すぎて途中で読むのにだれてしまった。「ランダム刺激」の例として挙げられている、ニュートンはリンゴに働く重力を発見したわけではないという記述にはハッとさせられた。土用の丑の日の仕掛け人が平賀源内だってのも豆知識としてゲット。内容とは関係ないけれど、やっぱりノンブルがのど寄りにあると見にくい。

  • 図書館で借りたものの本棚に置いておきたい。
    とてつもない情報量でコスパがむちゃくちゃにいい本。
    黄色はやる気を湧かせるものの刺激が強く長時間目にすると疲れる色といわれているので一気に読破するより都度の実践を促す狙い…なのかな?

  • アイデア大全、独学大全、なぜこの2冊を買ったかと言うと自分の中では読書の革命だったからだ。中学生の頃から文学が好きで、読書家を自認していたが、今思うとそれは小説の読書であって情報を収集する、整理するための読書ではなく、その2つは大幅に異なるということに気づいた。本を汚す。書き込む。そんな読書は知らなかった。
    また、その他の調べ方なども含めて、読書猿が紹介する方法は過去から先人たちが工夫を重ねてきた最新の言葉で言うところの「ライフハック」なのだ。脳の仕組みを利用して、バグを使って、偶然を使ってアイデア、思索をすると言うのは正直目から鱗であった。
    本書の中でも語られているが、天才やひらめきと言うものを世間では神聖化しすぎてしまったのだ。実際はそうでもないところもあるし、天才も1人で全てを賄えたわけではないのだ。

  • 『独学大全』で読書猿さんの事を知り、こちらも購入しました。こちらも凄いです。
    難易度は1~5まであり、今の私に必要ですぐ取り掛かれそうなものは、難易度1.2(3も少し)のものが多いです。
    今後も時々この本を見返してその時の自分に必要な物をチョイスして解決出来たらいいなと思います。
    今の時点で取り入れること。
    ①バグリスト
    ②マイセンテンスシート
    ③エジソンノート
    ④ランダム刺激
    ⑤なぜなぜ分析
    ⑥キプリングメソッド
    ⑦ルビッチならどうする?
    ⑧デペイズマン

    この中のいくつかは、自分でフォーマットを作って書き込めるように印刷しておくといいかなと思いました。

  • 摂南大学図書館OPACへ⇒
    https://opac2.lib.setsunan.ac.jp/webopac/BB50036203

  • 読了 20201103

  • インパク知5・6
    かかった時間パラパラと30分くらい

    おもしろかった。もともと発想法が大好きなのだが、ひととおり見通したので、次に何か閃きたい時に参考にできそう。とっつきやすさと信憑性?裏付け?みたいなのが同居しているのもよい。

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著者プロフィール

読書家。正体不明。メルマガ「読書猿」で書評活動を開始し、現在はブログでギリシャ哲学から集合論、現代文学からアマチュア科学者教則本、日の当たらない古典から目も当てられない新刊までオールジャンルに書籍を紹介している。著書に『アイデア大全』(フォレスト出版)、『独学大全』(ダイヤモンド社)など。

「2021年 『ライティングの哲学 書けない悩みのための執筆論』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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