悲愁の剣: 長崎絵師通吏辰次郎 (ハルキ文庫 さ 8-6 時代小説文庫)
- 角川春樹事務所 (2001年10月1日発売)
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感想 : 6件
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- Amazon.co.jp ・本 (261ページ)
- / ISBN・EAN: 9784894568976
感想・レビュー・書評
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9月4日読了。子連れで江戸に現れた剣士・通吏辰次郎は、絵師として生計を立てながら、かつての許婚たちを斬殺した黒幕を探っていたが・・・。長身で剣に優れ、南蛮修行で多くの修羅場をくぐり絵の腕を磨き、生真面目でモテモテだが初恋の人を一途に思う、ってどんなスーパーキャラやねんお前と思ってしまうが・・・。主人公を助ける非人一族と江戸の闇、吉原と花魁たちの関係、遠近法を駆使した南蛮絵に江戸の人々が驚く描写、黒幕は誰だを巡るミステリ仕立てのどんでん返し・・・などいろいろあり、軽めではあるがそこそこ楽しめる。
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