史上最強の哲学入門 東洋の哲人たち (SUN MAGAZINE MOOK)

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  • Amazon.co.jp ・本 (416ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784896447873

感想・レビュー・書評

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  • 元々は「哲学的な何か、あと科学とか」
    http://www.h5.dion.ne.jp/~terun/index.html
    というサイトのコンテンツが
    シビれる!あこがれるゥ!で読んでいて満足していましたァンッ!

    東洋哲学…ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ踏み込んではならないラインを
    ディ・モールトえてしまったッ!
    そんな予感を感じずにはいられませんッ!
    読だァー!結果、東洋哲学と西洋哲学の違いが
    何とな~~~く分かった気がするッ!ッ!のか?

    ※ジョジョ語風味に変換しています※

  • 東洋哲学はすごく納得。これは、無くなるうちに買ったほうがいいかもよ。

  • 最高!
    この本だけで東洋哲学が分かった!ような気がする。

    相変わらず飲茶の本は読みやすいし、分かりやすい。
    きっと裏側には小難しい理論などもあるはずだけど、入門編としてこれだけ分かりやすく書いてもらえれば他に何もいらないし、他の物を読む気にはなれない。

    しかしこの本を読んで悟りの境地が遠のくであろうことも事実。
    がしかし、何世紀か先にこの時代に生まれるべくして生まれるであろう哲学のためにやむを得ない犠牲。

    早く次を書いて欲しい。

  • 相変わらず読みやすく、一気に読めた。西洋哲学とだいぶん趣が異なるかなぁ。宗教の中から哲学部分を取り出すような感じだろうか。前作から読むと、ああこれは西洋哲学のアレに似てるなあ思うことあった。なので、西洋哲学と東洋哲学の対比や比較の本もよみたいなぁ。しかし、東洋哲学の核心部分を言語で伝えることが難しいというのは、言語を扱う動物として切なさを感じる。

  • 非常にわかり易い。何がか、というと「分かりにくさ」がである。東洋哲学の説明を乞われた時に非常に困る場面が今までに何度かあり、その度に自分の半可通ぶりを反省していたのだが、そもそも言語化するシステムに無いんだからそりゃ難しいわなという事を悟れただけでも大きな収穫でした。
    中国哲学のあたり(いくらか私自身が勉強している分野)を見ると、良い意味でも悪い意味でも相当端折ってるなと感じました。そもそも、一つ一つのテーマ(たとえば孔子だったり老子だったり)で2、3冊書ける中身なので仕方ないのですが、やや食い足りなさが残りました。
    ただ、それらを含めても入門書としては抜群の出来。中高生にはぜひ読んでほしい一冊。

    しかし、馴染む。東洋哲学は実に良く馴染みます。私もいつか「一杯のお茶」を飲める日を迎えたいと思います(笑)。

  • 正直、西洋編に比べれば劣るかなという印象。
    しかし、それは本書の中でも書かれているように、東洋哲学の特徴ゆえなんだと思う。その特徴ゆえにバキ的な要素の必要性はあまり感じられなかった。
    西洋編には劣るものの相変わらず非常にわかりやすく面白かった。

  • “哲学的な何か、あと科学とか”サイト管理人の哲学入門書第2弾。第1弾は西洋哲学だったけれど、今回のお題は毛色を変えて東洋哲学です。
    小難しい言葉ばかり使って眠気を誘う他の入門書と違い、『オレがガンダムだ!』などといった解りやすい(?)表現ですいすい読める。
    東洋哲学なんて迷信ばかりだろうと思っていましたが、実際の体験を通して理解させるという方法論を使っているから迷信ぽくなってるだけであって、本質的なところは(著者の解釈も入ってるでしょうが)最近の西洋哲学と似たことを言ってるのかなと思いました。

  • 前作ほどの勢いはない。東洋思想を哲学として解説する壁は大きい。

  • 面白い!半分も理解できなかったけどw

  • バキィィィ!な表紙の哲学入門シリーズ、まさかの第2弾。前作よりバキ成分は薄めだが江頭2:50が大哲学者に仕立て上げられていたりと油断はできない。真理へ階段状へ到達しようとする道筋を体系化していく西洋思想と違い、既に真理へと到達してしまった所から始まる東洋思想の特徴というのを、古代インド哲学から中国諸子百家、日本の仏教という順で辿っていく。禅というのは問題を分析し解き明かすものではなく、問題から飛躍し「答え」を直接体験させるのだという説明は納得。なお本書は、最愛なる著者の三男と裂海王氏に捧げられている。

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著者プロフィール

東北大学大学院修了。会社経営者。哲学や科学などハードルの高いジャンルの知識を、楽しくわかりやすく解説したブログを立ち上げ人気となる。著書に『史上最強の哲学入門』『14歳からの哲学入門』などがある。

「2020年 『「最強!」のニーチェ入門』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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