- Amazon.co.jp ・本 (512ページ)
- / ISBN・EAN: 9784906708567
感想・レビュー・書評
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玉石混淆
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自分の労働に基づく私的所有。
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『労働と思想』
編著:市野川容孝、渋谷望
執筆:本橋哲也、植村邦彦、市野川容孝、斎藤幸平、佐々木隆治、溝口大助、明石秀人、松本卓也、永野潤、大貫隆史、河野真太郎、宮﨑裕助、前川真行、山本圭、隅田聡一郎、渋谷望、西亮太、鈴木宗徳、伊豫谷登士翁 清水知子、大河内泰樹
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【簡易目次】
目次 [003-005]
はじめに〈市野川容孝〉 [006-007]
シェイクスピア 演劇と労働の力学──「以降」の思想のために〈本橋哲也〉 011
ロック 労働が所有権を基礎づける?〈植村邦彦〉 045
ルソー 『社会契約論』を読む〈市野川容孝〉 061
ヘーゲル 人倫的生活における市民社会の「絶対的否定性」〈斎藤幸平〉 075
マルクス 「潜勢的貧民」としての「自由な労働者」〈佐々木隆治〉 099
モース 社会主義・労働・供犠〈溝口大助〉 129
グラムシ ポスト・フォーディズム時代のヘゲモニー〈明石英人〉 155
ラカン 労働と「うつ」──四つのディスクールと資本主義〈松本卓也〉 177
サルトル ストライキは無理くない!〈永野潤〉 201
ウィリアムズ ストライキ、共同体、そして文化〈大貫隆史/河野真太郎〉 229
デリダ 職業(プロフェッション)としての言語行為〈宮﨑裕助〉 249
カステル 労働という重力──「社会問題の変容」を巡って〈前川真行〉 273
ネグリ゠ハート マルチチュードとマルクスの「物象化」論〈斎藤幸平〉 299
ラクラウ アーティキュレーション(節合)の政治理論〈山本圭〉 321
ヒルシュ 近代国家──資本主義社会の「政治的形態」〈隅田聡一郎〉 339
ホックシールド 快適な職場と不機嫌な家庭──感情労働論以降のホックシールド〈渋谷望〉 363
スピヴァク 思想と「労働者」──ロウロウシャとは何だ〈西亮太〉 383
ムフ ムフのヘゲモニー論について〈佐々木隆治〉 407
ベック 個人化する社会〈鈴木宗徳〉 419
サッセン グローバル・シティの出現と移民労働者〈伊豫谷登士翁〉 435
ジジェク 二一世紀のコミュニズム──ベケット的なレーニンとともに〈清水知子〉 453
ホネット 承認・物象化・労働〈大河内泰樹〉 483
労働を可視化するために〈渋谷望〉 [506-509]
初出一覧 [510] -
雑誌「POSSE」が創刊号から設けてきた連載コーナー「労働と思想」に寄稿された論考をまとめたもの。