- Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
- / ISBN・EAN: 9784914985271
感想・レビュー・書評
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とっぴんぱらりんのぷう。って言葉が逆に怖かったなー 今になってすごく読みたい絵本
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とっぴんぱらりのぷう。教科書に載ってた話なのですがずっと忘れられません。きつねのお兄ちゃんが主人公の切ない話
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なぜ笑いながら死んだのか・・・理解がむずかしいところ
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本当に自分を信じてくれる仲間に知り合って、きつねの心が変わっていく様子を描いている。最後にきつねが死んでしまうところが切ないが、そういう昔に存在したような正義のあり方を教えてくれてる。
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全く内容を知らずに読み始めたら、最後ほろっとしてしまいました。
やせたひよこを太らせてから食べようと家に連れ帰るきつね。
『やさしい おにいちゃん』
ひよこからそう言われたきつねは初めての経験にぼうっとなってしまう。
その後もやせたあひるやウサギを連れ帰っては『しんせつ』とか『かみさまみたい』
と言われ、嬉しさのあまり気絶しそう。
そこにオオカミが現れた!
勇敢に戦ってオオカミを追い払ったきつねは、その晩『はずかしそうに わらって しんだ』
二俣英五郎さんの描くきつねの表情を見ていると、
ひよこに出会ってからの数日間、きつねはとっても充実した幸せな日々を送っていたんだろうな〜と感じました。 -
あまんきみこの作品の中で
上位の好きな作品。
きつねの気持ちの変化と
命をかける勇敢さ
最後には、なみだほろり。 -
いま、一番好きな絵本。
泣かされた。思わずamazonクリック -
切ないって感情は甘美なものだとと4歳ながらに思った。気がする。
あいつらはどーしてるんだろうなー。
今も元気で暮らしてるんかな。
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これは小学校2年生だったかな?の国語に出てくる物語文です。
意外なラストだけど涙が止まらず…。
だけどその締めの言葉は「とっぴんぱらりのぷう」
食べようとする相手に情が移り、愛情を持つのは『あらしのよるに』と一緒ですが
あちらは友達という同等の立場だったのに対し、
このお話はきつねが3匹を自分がお世話してあげる、守るべき存在としてとらえている所があり、そこがまた切ないです。
どうしてきつねが出てくるお話って、切ないのが多いんでしょうね。
「ごんぎつね」とか「きつねの窓」とか。「手ぶくろを買いに」もあたたかいお話だけど、きつねを取り巻く環境は実はシビアです。
人間に煙たがられ、虐げられてきたきつねはこういうお話の題材にしやすいんでしょうね。
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『もともとは邪まな考えを持っていたきつねが、ひよこたちから信じられることで、何かが変わっていく・・・。大切なことを伝えているのだけれど、説教臭くはありません。』
他の方がこう書いておられて、本当にその通りだと思いました。お話の流れや雰囲気など、特に好きな1冊です。子どもにも何か感じ取ってもらえたら嬉しいなぁ