きつねのおきゃくさま (創作えほん)

著者 : あまんきみこ

• サンリード (1984年8月20日発売)

感想・レビュー・書評

[みそんこさんの感想 · 2008年3月21日]

とっぴんぱらりのぷう

[mizunomoriさんの感想 · 2008年1月13日]

好きですね、この絵本。
何かの書評で紹介されていたので、手に取ってみた。

飄々とした文体と、ストーリー。
そして彩る絵の組み合わせ。
この絵、すごく細かくて、どこにどんな昆虫が隠れているか、探すのも楽しいです。

[なごなごさんの感想 · 2007年11月5日]

読んで泣いた。

[てまさんの感想 · 2007年9月24日]

しんせつでかみさまみたいでとびきり勇敢なきつねおにいちゃんの話。「とっぴんぱらりのぷう」。

[Ｋｕｍちゃん。。７さんの感想 · 2007年1月20日]

なんだかちょっとせつないお話です。

[ぽっちゃままさんの感想 · 2006年12月7日]

一時期「活字離れ」と言われていましたが、若き魔法使いの活劇本や古くから読み継がれてきた旅物語が映画化されたりで、ちょうど娘の世代から、本好きが増えてきました。息子が就園前に出会いましたが…娘がもっと幼い頃に出会いたかったです。人として生きて行く、その理由を教えてくれる本だと思います。

[izumiさんの感想 · 2006年12月2日]

もともとは邪まな考えを持っていたきつねが、ひよこたちから信じられることで、何かが変わっていく・・・。大切なことを伝えているのだけれど、説教臭くはありません。手元において、子どもの成長とともに、何度か読み聞かせしたい本です。

[coccoさんの感想 · 2006年11月19日]

読み聞かせをしていて、不覚にも泣いてしまった絵本。このお話の主人公、きつねの心の成長が、ユーモア溢れる文体で優しくつづられていきます。

[ah（絵本＊縫い縫い＊英語）さんの感想 · 2006年7月20日]

この狐さん、餌にしようとひよこ達を連れ帰ったはずなのに、自分を信じきっているひよこ達に情が湧き出し、最後は狼からひよこ達を守って死んじゃいます。「きつねは、はずかしそうにわらってしんだ。」の所では思わずうるうる・・・。人に信じられることへの喜び、人を信じることの大切さを感じさせてくれるお話でした。

[わかなさんの感想 · 2006年6月13日]

お腹をすかせたきつねは、出会ったひよこに「きつねのおにいちゃん」と頼られ、ご飯にするつもりで家に招く。きつねは、ひよこに「優しいおにいちゃん」と言われ、ぼうっとなった。ひよこに連れられて次に来たのは、やはり困っていたあひる。ひよことあひるの会話「しんせつなきつね」を聞いて、きつねはうっとりし、本当に親切にする。困っているうさぎとあひるとひよこから「きつねおにいちゃんは神様みたいなんだよ」と言われ、ますますうっとり！そして、ファミリーとなった３匹をおおかみの魔の手から守って―きつねは死んだ。衝撃の結末にも、切なさと共に温もりが残る作品。

著者プロフィール

1931年生まれ。児童文学作家。1968年にデビュー作品集『車のいろは空のいろ』が日本児童文学者協会新人賞および野間児童文芸推奨作品賞を受賞。以降、いくつもの文学賞を受け、多くの作品が小学国語の教科書に掲載されている。2001年に紫綬褒章受章。京都在住。

「2023年 『不思議の国の猫たち』 で使われていた紹介文から引用しています。」