きつねのおきゃくさま (創作えほん)

  • サンリード
4.22
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本棚登録 : 829
感想 : 103
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  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784914985271

感想・レビュー・書評

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  • 5歳~。
    ストーリーの評価が高い作品ですが、二俣英五郎さんの柔らかい絵柄が、絵本としての良さを高めていると思います。
    最後のきつねの表情をどのように描くか。かなり悩まれたのではないかと想像します。

  • 1984年発刊 小学校の教科書にも取り上げられている絵本

    (太らせてからたべてやろう)とひよこを家に招くきつね。
    「やさしい おにいちゃん」と呼ばれてうれしくなる。
    あひるからは「しんせつな おにいちゃん」
    うさぎからは「かみさまみたいな おにいちゃん」
    うれしくなって、やさしくなって、かみさまみたいにみんなと仲良く暮らしていたのに・・・・

    だれも最初から○○という 決まった自分は無いのかもしれない。
    みんなに必要とされて、みんなに育てられて 何かになっていく。
    私は 何かになれたかな。

    最後はちょっと悲しいけど 良い話でした。

  •  きつねは、やせたひよこを家に招待して親切にしながら丸々と太るのを待ちます。ある日、「お外に出たい」と言うので「逃げる気だ」と思い、後をつけると・・・。

     ほめられたりすると照れくさくて口がムズムズしてしまうような気持ちになった経験はありませんか?そんな「面映ゆい」という感情が様々な言葉で表現されています。はじめて「やさしい」と言ってもらえたきつねの心がくすぐったくなるような様子は見ていて微笑ましいです。
     ラストは切ないけれど心温まる作品です。

  • キツネはやさしいけど悲しいおはなし

  • 2007/4

  • 5分 遠目はそこそこ
    高学年までいけそう
    昔話風

  • 2023.2.10 3-1

  • きつねの家に、ひよことアヒルとうさぎが来て、優しいお兄さんや神様のようだと言われる。しかし最後には狼と戦って死んでしまう。創作絵本で、うれしか悲しいか、どちらを子どもは感じるだろうか?

  • 下心あって、皆を優しく世話してたきつねだったけど、本当にかみさまみたいに変わっていって。
    お世話するきつねの顔が、どんどん優しくなっていくのが印象的。
    勇敢に戦った、きつねの勇気にも感動。
    最後はとても悲しいけど、『はずかしそうに わらって』に、じーんときてしまった。

    全幅の信頼を持って、側にいるひよこのピュアさ。それに心動かされたんだろうなぁ。母性愛

  • 喜んでもらえるって、嬉しい。
    きつねさん安らかに…

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著者プロフィール

1931年生まれ。児童文学作家。1968年にデビュー作品集『車のいろは空のいろ』が日本児童文学者協会新人賞および野間児童文芸推奨作品賞を受賞。以降、いくつもの文学賞を受け、多くの作品が小学国語の教科書に掲載されている。2001年に紫綬褒章受章。京都在住。

「2023年 『不思議の国の猫たち』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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