SAUNTER Magazine Vol.5(サウンターマガジン第5号)
- Kilty BOOKS (2022年9月14日発売)
- Amazon.co.jp ・雑誌 (132ページ)
- / ISBN・EAN: 9784991079269
作品紹介・あらすじ
日本屋久島発インディペンデントマガジンの第5号。旅雑誌です。特集「移動生活 Life on the Road」。旅人:高城剛(クリエイター)、haruka nakamura(音楽家)、更科有哉(アシュタンガヨガ正式指導者)、マリエ(デザイナー)、皆川明(デザイナー)、佐々木俊尚(ジャーナリスト)、井上薫(DJ)、片桐はいり(女優)、西加奈子(小説家)、ジェイ・ネルソン(アーティスト)、加藤彩也香(プロスノーボーダー)、養老孟司(解剖学者)他。
編集長自ら移動生活を送りながら作り上げた1冊。デッドヘッズたちの移動旅についてフリーペーパーDEALの菊地崇さんに書いてもらったり、ジェイ・ネルソンのページの写真と文はStudio Journal Knock Magazineの西山勲さんだし、サンシャインジュースのコウノリさん、インドのブルートーカイコーヒーCEOマット・チサラジャンさん、イラストレーターのLee Izumidaさんに出ていただいたりしています。また、今号はイラストが多く好きなアーティストを総動員していて、表紙はnakabanさん、中面企画は羽鳥好美さん、エッセイページは坂内拓さん、ブックインブックは平沼久幸さんが素敵な絵を描き下ろしてくれました。
感想・レビュー・書評
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それぞれのエッセイがとてもよかった。
マリエの「旅の途中で音楽を聴かない」という旅のルールが素敵だなと思った。「周りの音がその場所の香りとともに記憶されていくことを魅力的に感じる。全ては旅のフィジカルトリップとして記憶の中に録音されていく。」
そして、一番読みたかった皆川明さんのエッセイは、人生の中でも何度も読み返したいと思った。「僕には一回一回の旅は家に帰ると終わるのではなくて、人生を通して続いている物語のChapterのようなものなのではないかと思える」「思い出に満たされた場所は、旅の非日常性からやがて懐かしさや郷愁の記憶となって、日々の暮らしを温めてくれている。僕にとって、旅は心の中にそっと広がるもう一つの風景や物語だと思う」詳細をみるコメント0件をすべて表示