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- / ISBN・EAN: 4900950518302
感想・レビュー・書評
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凍っていた雪がゆっくりと溶け出して、いつの間にか柔らかい日差しが差し込む春が訪れていた―一言でいうと、そんな映画。
レストランのシェフとして、毎日ハードな日々を送るマーサ。いつも頭にあるのは、料理のことだけ。
そんな彼女の生活が、ある日一変する―。
心に傷を負った姪っ子と陽気なイタリア人シェフと衝突を繰り返しながらも、いつの間にかお互いの生活の一部になっていく。
全体的に無機質な銀色が漂っている。だからこそ、飾らない人の心の温かさとかが際立って見えるような気がする。
次はリメイク版は違った「色」なんだろうな。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
マーサがリサと暮らし始めることで少しずつ変わっていくヒューマンドラマ。見ると幸せな気持ちになります。ついでにお腹が空きます。
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暗い色彩と素朴でお洒落なリズムがとても素敵な映画。
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*Bella Martha/ Mostly Martha
*2001
*Garmany
*シェフの仕事一筋に生きてきた女性の人生の転機を描いた心温まるダイニング・ムービー。製作は「アンダーグラウンド」「ポーラX」「べレジ-ナ」のカール・バウムガートナー。監督は、ドイツの新鋭女性監督サンドラ・ネットルベック(〃) -
一度は見てみて。
ハリウッドのよりも素朴で、人情が前面に押し出されていると思う。 -
シェフのマーサは姉の突然の死によって、
8歳の姪・リナと暮すことに。
だがリナは、マーサの作ったおいしい料理も口にしない。
リナをどう扱っていいかわからないマーサ。
そんなとき、マーサの務めるお店に
イタリア人のシェフ・マリオが新たに雇われ…。
料理が色鮮やかで美しくとても美味しそうです。
特に美味しそうなのは料理を口にしなかったリナが食べた、
マリオの作ったバジリコとパルメザンチーズのパスタ。
最近食欲が落ちている私も「食べたいな〜(><)」って思うほどです。
映画の最後の方の、料理を試食したマーサの
「イマイチ。材料に何を使っているかは判らなくても、何を使っていないのかは判る」
というセリフが心に残りました。幸せも然りですよね。
何が満たされてないからイマイチ幸せだと思えないかは結構わかるもんだ。
それを料理みたいにササッと自分の人生に加えられたら良いのにね。
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マルティナ・ゲデック セルジョ・カステリット腕はいいが他人に心を開こうとしない女性シェフが、深い愛情に目覚めていく姿を描くドラマ。
キースジャレットのファンにはたまらない -
テレビの深夜放送で。
内気で仕事一本で生きてきた女性が、姪をひきとり、新しいイタリア人コックとの出会いで、次第に変わっていく様子がうまく描かれていて、いい映画でした。
母親を亡くして傷ついた姪とうまくやっていけないものの、それを乗り越えて最後には「あの子は私と似ているの。内気で、人と上手く話せなくて、料理が好きで……」と言わせるほどに。
陽気で奔放なイタリア人のマリオとの、文化的確執も面白い。歌を歌い、遅刻も平気。マリオがキッチンを汚しまくって、マーサが過呼吸になるシーンがすごく印象的。フライパンのままで食べるパスタもね。
マリオの「マンマのパスタ」はおいしそうだったなぁ。マーサの作る高級お料理も。お料理をきちんと描ける作品は魅力的なんだよなぁ。特にラブ要素が薄い作品には。
「料理みたいにあなたの扱い方のレシピがあったらいいのに」が名言。
エプロンをきちんと締めるシーン、食料庫で貝になってるシーンが何度もはさまれて、これまた印象的。こういう何気ないところに主人公の人間性が出るのですよねー。 -
アメリカのラブコメと思い込んでいたので、初め何語が話されているのか理解できなかった。
以外にもドイツ映画だった。
それで、ストーリーはシンプルで結末は予想がつくんだけど、演出がいいのかな、ついつい引き込まれて見てしまいました。
騒がしくなくて、好印象な作品です。 -
ドイツの映画だったんだ〜
ハリウッドがリメイクしたのね。