誰も知らない [DVD]

監督 : 是枝裕和 
出演 : 柳楽優弥  北浦愛  木村飛影  清水萌々子  韓英恵 
  • バンダイビジュアル
3.77
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本棚登録 : 2770
感想 : 531
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4934569620576

感想・レビュー・書評

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  • 子どもたちの演技がすごく自然でかわいいです!実際の家族、兄弟のような演技に脱帽です!実際にあった事件を基にした映画とは知らずに見ましたが、賞を取るのも分かります。
    実際に子どもたちがお母さんがいない生活の中で、お金も底をつき、体も痩せこけていく感じも描かれています。
    実際の事件はもっと残酷だったようですが、この映画でも充分衝撃を受けました

  • 現実にこんなことがあるんだ。
    悲惨な描写はなかったものの、部屋が汚くなっていったり、子供達の髪がどんどん伸びてぼろぼろになっていく。
    どうしようもなく悲しい気持ちになった。
    YOUの自由な感じがものすごく役にぴったり。自分が親になったとき、反面教師としてもう一度見たい作品。

  • 是枝監督のインタビューをテレビで見て、興味を持ったので視聴。元々はドキュメンタリーを撮ったり、本にまとめたりしてきた方で、映画も実際にあった事件を題材にした作品が多く、ドキュメンタリー風な撮り方をしている。

    個人的にはもっと長男がどっちか振り切って欲しかった。
    事件に忠実にもっと不良で、家ももっと散乱しても良かったと思う。
    より残酷にして、悲惨さを増した方が映画らしく思えた。

    インタビューで、子役には台本を渡さない、と言っていたがこの作品もそうなのかな?
    確かに演技しているように見えなかった。
    主役の柳楽くん、存在感がスゴい。ただあれが演技かというと疑問。
    「相手がこうくるから自分なりに反応して」って言われてそうやっている感じ。

  • 是枝監督作品。
    題材が重すぎて、断片的に、世間や人間とのかかわりはかろうじてあるが、救いのない絶望が重く横たわっている。
    どういう状況であれ、結局社会が支えるシステムがなければならないということかも。

  • 少年柳楽と七人の可哀想な大人。
    無責任な大人とか、何も知らない子どもの怖さとか、テーマはいっぱいあるんだろうけど、個人的にはよれよれの服を着た明らかに異常な姿の柳楽くんが、人の往来も多い商店街の真ん中で立ち尽くす場面が印象的で、そんな逸脱した状況を「誰も知らない」社会、いわゆる無縁社会に対する問いかけなのかなと思った。

  • 悲惨な状況下で肩を寄せ合って生きていく子どもたちが哀しい。観終わって、気持ちが沈んでしまった。
    でも子どもたちが忘れられなくてまた観てしまうかもしれない。

  • 実際に起きた事件をモチーフに、2004
    年に映画化された作品です。母親と子ど
    も達の暮らしの中に突然の母親の失
    踪・・。過酷な状況の中で幼い弟や妹の
    面倒を見る長男の姿を通して、家族や社
    会に訴えかける「声」を感じる作品です。

    九州看護福祉大学 教員 水上幸代

    • librarylovers13さん
      【なんでも芋】
      知られてはいけないと隠し続けたもの
      寄り添うこころを灯していたものは、
      いったい何だったのだろう

      志學館大学 :...
      【なんでも芋】
      知られてはいけないと隠し続けたもの
      寄り添うこころを灯していたものは、
      いったい何だったのだろう

      志學館大学 : ろば
      2013/11/16
  • 実際にあったネグレドの話。
    ニュース覚えてるけどだいぶ割愛されてる?想像していた残酷なシーンはなかった。YOUが母親役なんだけど明るくちゃらんぽらんしてて…ちょっと場違いな感じだったな。
    2013.10.01

  • 絶望感満載

  • 胸が締め付けられる。
    さすがに重すぎた。
    すごい映画でいろんな賞を取ったのもわかる。柳楽優弥すごいし。

    だけどまた見たいとは思わない。

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著者プロフィール

著者)是枝裕和 Hirokazu KORE-EDA
映画監督。1962 年東京生まれ。87 年早稲田大学第一文学部卒業後、テレビマンユニオン に参加し、主にドキュメンタリー番組を演出。14 年に独立し、制作者集団「分福」を立ち 上げる。主な監督作品に、『誰も知らない』(04/カンヌ国際映画祭最優秀男優賞)、『そ して父になる』(13/カンヌ国際映画祭審査員賞)、『万引き家族』(18/カンヌ国際映画 祭パルムドール、第 91 回アカデミー賞外国語映画賞ノミネート)、『真実』(19/ヴェネ チア国際映画祭オープニング作品)。次回作では、主演にソン・ガンホ、カン・ドンウォ ン、ぺ・ドゥナを迎えて韓国映画『ブローカー(仮)』を 21 年撮影予定。

「2020年 『真実 La Vérité シナリオ対訳 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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