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- / ISBN・EAN: 4907953015180
感想・レビュー・書評
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音楽が全くなく、ドキュメンタリーっぽいから誰かがいった言葉を思い出した。
「ドキュメンタリーは究極のフィクション、映画は究極のノンフィクション」 。そんな感じでした。 ブリュノに負けず劣らずダメ人間な気がする。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
パルム・ドールを受賞もしているという
PG-12
監督:ジャン=ピエール&リュック・ダルデンヌ兄弟
感想書いてないけど同監督の「ロルナの祈り」を見た事ある。
ああ、なんか似ていると思ったら主演の子もだけど、
ストーリー展開なんかも同じなんだなw
子供が子供を産ませちゃって、
盗品販売もして子供も売っちゃったけど
失敗した!と思った所で大変な事態になっていく
・・・というお話。 -
バカップルの転落人生。
若いカップルに子供が生まれた、生計は立たない、子供をどうしよう、でひと悶着、な映画。
子供そのものはあまり関係なく、無計画な若者の姿を淡々と描く様は、退屈以外になかなか意味を見出せません。
世相を表しているのかもしれないけど、どうにも救いがたい男の行動には同情も哀れみも感じられず、見ててイライラするというのが正直なところ。
邦画でも、こういうパターンのものを時々見かけるような気がしますが、何を意図しているんだろう?残念ながら、伝わるとこが全然なかったです。 -
『息子のまなざし』から。
確かなテーマはあるけれど、それでいてなんてことない日常のような描き方が素敵。
最後はいつも唐突なのね。そこがまた、人生のある一場面を切り取ったかのようで、素敵。 -
子供と大人の違いは何だ。
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事前の情報が皆無に等しい状態で観た。
フランス語だけど、南フランスにしては気候がどんよりしているし、かといってパリでは明らかにないし、どこでロケしてんだろう、フランスの北のほうだと思うんだけど、
と思ったら、ベルギーの小規模な工業都市だった。近からず遠からず。
面白い。序盤の”仕事”やソニアとの一連の絡みあたりで、
ブリュノは悪人なのか?と思いながら観ていたけれど、子供を売ってでも止める、というあたりで
あぁ純粋にバカなだけなんだ、と理解った瞬間、この映画はなんだかとてもファニーになった。
最後は子供というより、もはや動物だよね。言葉を交えず、頭ごつんごつん突き合わせて、二人とも泣くのは。
ダルデンヌ兄弟のほかのも観てみようかー -
まーおしゃれ系映画でしょ。
というところでした。
もの盗って暮らして、
しっかり彼女と子供を養おうとしつつもまた繰り返して。。。
ちょっと現代じゃ古い感じが。
ただ幼さへの切なさはたっぷり。 -
子供が子供作ってはしゃいでる感じがぞわぞわする。苦しい。無自覚は罪か。えげつないのに、静かで美しい映画。
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お金を得るために働くのではなく ひったくり。
そんな生き方をしてる子供が父親になったが
そんな自覚はない。
結局子供を人身売買という手段でお金を得ようとする。
わが子が奪われ驚愕するた彼女に吐いた言葉が
「またできるだろ(生まれるだろう)」
しかしやっと 「それは違う」ということに気が付く。
「ある子供」 を作ってしまった親の姿を
実は描きたかったのではないだろうか・・・。
そう 彼の母親が出てくるシーンが一箇所あるが
子供を売ってしまった男の子と同じくらい
衝撃が走ったシーンである。
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やまなし、おちなし、いみなし。
結局、「ある子供」はブリュノなのか。
ブリュノ、最低男だ。
かっこ悪いのがかっこいいのだとしても、
私は彼のかっこよさを認めたくない。
たしかに、顔はかっこいいさ!!!
だけど、顔だけで、許されるだめさじゃない。
一言で感想を述べると
泣いて許されるんだったら、警察はいらない。
超フランス映画的作品。映像とジャンの美しさがみどころ。普通、映画には出てこないような何気ないしぐさ、行動が印象に残る。