ある子供 [DVD]

監督 : ジャン=ピエール・ダルデンヌ  リュック・ダルデンヌ 
出演 : ジェレミー・レニエ  デボラ・ブランソワ  ジェレミー・スガール  オリヴィエ・グルメ 
  • ハピネット・ピクチャーズ
3.42
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  • (10)
本棚登録 : 479
感想 : 89
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4907953015180

感想・レビュー・書評

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  • 音楽が全くなく、ドキュメンタリーっぽいから誰かがいった言葉を思い出した。
    「ドキュメンタリーは究極のフィクション、映画は究極のノンフィクション」 。そんな感じでした。 ブリュノに負けず劣らずダメ人間な気がする。

  • パルム・ドールを受賞もしているという
    PG-12

    監督:ジャン=ピエール&リュック・ダルデンヌ兄弟
    感想書いてないけど同監督の「ロルナの祈り」を見た事ある。
    ああ、なんか似ていると思ったら主演の子もだけど、
    ストーリー展開なんかも同じなんだなw

    子供が子供を産ませちゃって、
    盗品販売もして子供も売っちゃったけど
    失敗した!と思った所で大変な事態になっていく
    ・・・というお話。

  • バカップルの転落人生。
    若いカップルに子供が生まれた、生計は立たない、子供をどうしよう、でひと悶着、な映画。
    子供そのものはあまり関係なく、無計画な若者の姿を淡々と描く様は、退屈以外になかなか意味を見出せません。
    世相を表しているのかもしれないけど、どうにも救いがたい男の行動には同情も哀れみも感じられず、見ててイライラするというのが正直なところ。
    邦画でも、こういうパターンのものを時々見かけるような気がしますが、何を意図しているんだろう?残念ながら、伝わるとこが全然なかったです。

  • 『息子のまなざし』から。
    確かなテーマはあるけれど、それでいてなんてことない日常のような描き方が素敵。
    最後はいつも唐突なのね。そこがまた、人生のある一場面を切り取ったかのようで、素敵。

  • 子供と大人の違いは何だ。

  • 事前の情報が皆無に等しい状態で観た。

    フランス語だけど、南フランスにしては気候がどんよりしているし、かといってパリでは明らかにないし、どこでロケしてんだろう、フランスの北のほうだと思うんだけど、

    と思ったら、ベルギーの小規模な工業都市だった。近からず遠からず。

    面白い。序盤の”仕事”やソニアとの一連の絡みあたりで、

    ブリュノは悪人なのか?と思いながら観ていたけれど、子供を売ってでも止める、というあたりで

    あぁ純粋にバカなだけなんだ、と理解った瞬間、この映画はなんだかとてもファニーになった。

    最後は子供というより、もはや動物だよね。言葉を交えず、頭ごつんごつん突き合わせて、二人とも泣くのは。

    ダルデンヌ兄弟のほかのも観てみようかー

  • まーおしゃれ系映画でしょ。

    というところでした。

    もの盗って暮らして、
    しっかり彼女と子供を養おうとしつつもまた繰り返して。。。

    ちょっと現代じゃ古い感じが。

    ただ幼さへの切なさはたっぷり。

  • 子供が子供作ってはしゃいでる感じがぞわぞわする。苦しい。無自覚は罪か。えげつないのに、静かで美しい映画。

  • お金を得るために働くのではなく ひったくり。
    そんな生き方をしてる子供が父親になったが
    そんな自覚はない。
    結局子供を人身売買という手段でお金を得ようとする。
    わが子が奪われ驚愕するた彼女に吐いた言葉が
    「またできるだろ(生まれるだろう)」
    しかしやっと 「それは違う」ということに気が付く。

    「ある子供」 を作ってしまった親の姿を
    実は描きたかったのではないだろうか・・・。
    そう 彼の母親が出てくるシーンが一箇所あるが
    子供を売ってしまった男の子と同じくらい
    衝撃が走ったシーンである。



  • やまなし、おちなし、いみなし。

    結局、「ある子供」はブリュノなのか。
    ブリュノ、最低男だ。
    かっこ悪いのがかっこいいのだとしても、
    私は彼のかっこよさを認めたくない。
    たしかに、顔はかっこいいさ!!!
    だけど、顔だけで、許されるだめさじゃない。
    一言で感想を述べると
    泣いて許されるんだったら、警察はいらない。


    超フランス映画的作品。映像とジャンの美しさがみどころ。普通、映画には出てこないような何気ないしぐさ、行動が印象に残る。

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