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- / ISBN・EAN: 4907953015180
感想・レビュー・書評
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ひったくりで得た収入でその日暮らしをするような若い男・・
ある日、彼に子供が出来る。
生活に困った彼は、我が子を人身売買して金銭に換えてしまう・・
父親になった自覚なんて当然持ち合わせてなんかいない。
子供が子供を授かってしまった、まさにそんな映画。
まるでどこかの国で起きた日常をドキュメンタリーで観ているかのよう。
カメラワークもそれを後押し。
男が、後悔と愛情に気付かされるラストシーンはなんともいえない。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
音楽が一切ない
彼のことが憎めないのは彼が「知らない」から
“ある子供” なるほど -
悲しい映画
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『子供』とは誰のことなのか。涙は代償だ。
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優しいリアリティ。ひったくりするシーンがすき。(2005 フランス)
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2007,08,27
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07/7/29
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取り立てて良かった、というわけでもないのに、重いネタのせいか、ひどく頭に残っている作品。キャラクターの描き方が繊細で好きだ。前半は少しつまらないけど。
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なんだか観ていて切なくなるフランス映画。
悲しい展開の話だけど、でも観ていて、ブリュノのソニアに対しての愛情はすごく伝わってくる。
どれだけ好きなのかが、切なくなるくらい伝わる。
劇中の音楽が一切なくて、淡々とドキュメンタリーみたいに進んでいくから、観ていて妙にリアル。 -
あまりにむごい現実が映像に響き、胸が締め付けられる。
ドキュメンタリー調の抑揚のないカメラワークがもの悲しさを更に誘う。
「負の連鎖」という言葉を思い出してしまった。