フォレスト・ガンプ [DVD]

監督 : ロバート・ゼメキス 
出演 : トム・ハンクス  ゲイリー・シニーズ  サリー・フィールド  ロビン・ライト  ミケルティ・ウィリアムソン 
  • パラマウント・ホーム・エンタテインメント・ジャパン
4.02
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本棚登録 : 2720
感想 : 400
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988113757324

感想・レビュー・書評

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  • ステイホームで、これまで観たかったけど観れなかった不朽の名作を観てみようシリーズ!

    「走ってる」「いい映画らしい」以外の知識なく初見です。
    泣いた~

    何かにぴったりとハマるってすごい
    自分に何か一つ、絶対的な強みがあれば…
    人生の中で、それすら見つけることだって難しいのに
    それを早々に見つけ出し、いや偶然見つかり
    加えて生きていく中で複数の強みを見出してしまうこと
    それを武器にできるということ
    しかもその武器をふりかざしたりなんてしない
    これほどの強みってあるだろうか
    でもそれだけじゃない
    彼のまっすぐさと、人を想う心
    これがあっての、彼の運命だったのか

    運命とは
    決まっているのか、決めることができるものなのか

  • ブクログって映画も記録できるんですね。
    知らなかったー!フォローして下さった方の本箱観てたら、アレ⁈これ映画では?と気付きました。
    さて、ガンプですが、
    話題になった時は、「チョコレートの数だけ人生がある」のアフォリズムだけ知って、どうせお涙頂戴的な映画なんだろーと観るのを避けていたが、観てしまった。泣きはしなかったけれど、ありえない話だと思ったけど、観てよかった。ガンプは、IQが75?素直で優しくて、ちょっと人の言葉をそのまま受け止めてしまうだけだ。自分の大切な人を大切に想う。ジェニーが亡くなる前に、ベトナムの雨の後の星空や、砂漠の夜明けや湖に映る天地の境が美しかったことをジェニーが一緒に観たかったというと、一緒にいたよと応えたのが嬉しく温かく感じた。ガンプにとっては、常に想っていたのだから、ジェニーと一緒だったのだ。人生は運命か、偶然か、両方だとガンプは考える。

  • 1995年日本公開。劇場で観ました。当時の私は一回り以上年下の女性に夢中で、やっとデートにこぎつけて観に行ったのが「フォレスト・ガンプ」でした。約2時間半、私は映画が終わったら、どこで食事して、どこのバーに行ってとか考えていたので物語の記憶が、ほとんどありません。情けない限りです。今回、日本語吹替版で観ました。オープニングからエンディングまで、ほぼ目が潤んでいました。お母さんの言葉「人生はチョコレートの箱のようなもの、開けて観ないと分からない」。その通りの半生をフォレストは送ります。いろんな人と出会い別れ。辛い想い、楽しい出来事。そんな中でも、フォレストは走ります。お母さん・ジェニー・バッバ・ダン中尉。みんな素敵です。本来、字幕版で観るべきかもしれませんが、吹替版もよかった。声優さんたちの演技が素晴らしい。他に当時のアメリカの世相を見ることができるのも興味深い。プレスリー・ジョンレノン・ケネディ・ニクソンなどなど。素晴らしいエンターテイメント作品でした。

  • 「人生はチョコレートの箱みたいなもの 食べてみるまで中身は分からない」

    何度観かえしてもいい映画。
    自分のおかれている環境で、気付かされるポイントが違う作品かもしれない。
    アメリカの時代背景と一緒に重ねて観てもいい。

    フォレスト・ガンプの、「思いつき」「行動」が、「結果(成功・承認・賞賛)」に結びついていく。
    何に恵まれて、何に恵まれていないのか、人によって全く異なる人生。スタート地点も違う。
    でも、その「恵まれているもの(いないもの)」がなんであっても、根本的な芯がブレていなければ、きっと人は幸せになれるのだと思う。

    障害、黒人、男女の差、貧富の差、育った環境、様々なことがあるけれど。

    ジェニーのビッチぶりを咎める人もいるけれど。
    幼い時期に、父親から性的虐待を受ければ、自己否定感が大きいのは当然のことであり、ましてやフォレスト・ガンプのように純粋無垢でまっすぐな愛を目の前にしてしまうと、愛される喜びや安心感以上に「自分には愛される資格がない」と罪悪感と自己否定に苛まれ、尻込んでしまうのも仕方ない。
    愛されれば愛されるほど、身が削られるように辛かったのだと思う。
    HIV感染発症し、やっと終焉が見えて、全てを受け容れ、穏やかになれたのではないかと。

    ベトナム戦争で両足を失ったダン中尉も同じく、生きる目的を失い、自己否定感に苛まれた一人。

    人の命を重んじ、誠意を持って運命を受け容れ、約束を守り、人を赦し、どれだけ意味のないことであっても、目の前のことに一生懸命に生きること。
    フォレスト・ガンプの、その愚直なほど真っ直ぐな生き方に、みんな何かしら突き動かされるのではないかと。

  • 有名な作品だけど、20代後半になって
    初めて観た作品。
    もっと早く、子供の頃に見たかった。
    アクション映画のようにわくわくするでもなく、
    ラブストーリーのようにドキドキするわけでもないです。
    なのに観終わった後には
    「素敵な映画だった」この一言に尽きます。
    まだ1回しか見てないけど、これからまた
    何回でも観たくなるような映画でした

  • 面白かったとか感動したといったことはあるけれど、こんなふうに心が明るくなるというのは初めてかもしれない。

    20世紀後半の激動のアメリカ史に絡めながら、いつでもまっすぐに誠実に生きた男、フォレスト・ガンプの半生を描いた話。

    歴代大統領をはじめとした時の有名人との交流、重大事件に居合わせる、華々しい成功など、映画だなあと思わせる所は数あれど、フォレスト・ガンプという人物を見ているとそれが気にならなくなる。
    決して良いことばかりではなく辛いことも多いのに、素直に頑張って生きている彼を見て、自然と前を向こうと思える。

    フォレストが走るシーンは多いが、最初に走るところは特に好きだ。走り出すと同時に段々と脚装具が外れていくのは、ややスローになってとても印象的な場面になっている。
    まさにこの時、彼の人生が走り出したという感じがする。

    途中まで、フォレストは何故ここまでジェニーが好きなのかと思っていたけれど、「時には投げる石が足りないこともある」で、自分はフォレストの何十分の一もジェニーを見ていないんだなと思った。
    少年の頃に初めて走り出した時、知能指数を気にしていた彼が大学へ進めたアメフトに出会った時、ベトナム戦争に赴いた時、ジェニーの走って、の言葉がフォレストを走らせていたように思う。
    フォレストの誠実さは彼の得難い性質だと思うけれど、バスでジェニーが最初に声をかけてくれた時の、あの優しさがずっと心にあったからかなと考えたり。
    フォレストの行動で色んな人が影響を受けるけれど、フォレストへの影響が大きかったのはやっぱりジェニーかなと思った。

    人生には運命があるのか、風に吹かれて漂っているのか…そのあたりはよく分からなかった。
    フォレストはたぶん両方だと言う。
    アメリカ史の重大事項がよく絡んできたのは主に前半で、この辺りまではフォレストもその時々の偶然に乗せられる部分が多かったと思う。ババとの約束を果たしエビ漁を始め、ダン中尉と共に会社を大きくしていったぐらいから、彼は自分で選んで進んでいった気がする。
    人生が両方だとしたら、風に吹かれた先での出会いが運命を作ったのかもしれない。

    映画は普段あまり見ないのだけれど、何度でも見たいと思う映画だった。

  • 「人生はチョコレートの箱、開けてみるまで分からない」。1995年アカデミー賞作品賞、ゴールデングローブ賞ドラマ部門作品賞。
    すごく優しい映画でした。主人公のフォレストは朴訥とした人柄で、ノロマと呼ばれ、欲がなく、派手なところは何もない、宮沢賢治の「雨ニモ負ケズ」を地で行くようなひと。人生をとても丁寧に生きている。一方でヒロインのジェニーはいつも乾いていて何度もフォレストの元を去ってしまう。紆余曲折ありながらも二人の想いが通じて本当に良かった。
    あと、今観ると少し古い映画なので美しい色調の中にも懐かしさがある。
    忙しく殺伐とした日々を生きる中で、何度も思い出したい映画でした。

  • 『正直に優しく真っ直ぐに生きていれば、誰かを救えることもある』

     この映画を見た人は、きっと人生について様々なことを考えると思います。そして、僕が思ったのは上に書いたようなことでした。

     この映画の主人公となるのは、フォレスト・ガンプ。知能指数は低いながらも、とにかく純真で真面目。そんな彼の半生を描いた映画となっています。

     面白いのは彼の人生と、実際のアメリカの歴史が重なりあって描かれていること。黒人解放運動やベトナム戦争、米中の歴史的な外交に、ハリケーンの襲来やアップルの創設、スマイリーフェイスの誕生等々。

     こうした様々な歴史の誕生や転換点に、ガンプは立ち会うことになるのですが、ガンプ自身はそれをまったく気にしていません。ただ真っ直ぐに生きた結果、そうした転換点に立ち会うことになるのです。

     そうした真っ直ぐさは、ガンプ自身の身近な人にも向けられます。初恋の相手のジェニー、アメリカ軍で友人になったバッバ、ベトナム戦争で足を失い、生きることに絶望したダン隊長。

     ガンプの打算のない正直な生き方と優しさは、彼らの人生も変えていきます。

     歴史の転換点に立ち会うことも、人を救うことも、一見するととてもドラマチックなことのように思います。

     でも、ガンプの人生を見ていると、そうしたことは別にドラマチックじゃない。真っ直ぐ優しく生きていれば、案外簡単にできるのかもしれない。そんなふうに思えてきます。そう考えると、もうちょっと楽しく真っ直ぐに生きてみてもいいのかなあ、なんてことも思えてきます。

     ちょっと人生にスレてしまった時、この映画のこと、そしてガンプのことを思い出せば、ちょっとだけ救われるような気がします。心の清涼剤になりそうな、とても素晴らしい作品でした。

  • 2018年4月23日鑑賞。愚直な男フォレスト・ガンプは初恋の人ジェニーへの想いを抱きながら、黒人差別やベトナム戦争、ヒッピー文化に起業ブームなどの飛び交うアメリカを駆け抜ける…。20年以上前のCG満載の映画だが全く古さを感じない、何事もやり方にはセンスが必要ということか。もっと実在人物との絡みを多くして「ガンプあるある」満載の映画にする手もあったろうが、やりすぎると本筋が曇ってしまうのでこのくらいのバランスがちょうどいいのかも。この役柄にトム・ハンクスはうってつけだと思う。しかし、サブタイトルの「一期一会」は余計、「フォレスト・ガンプ」の題名だけで通す勇気が映画会社にはなかったのか。

  • 感動もの、というより現代アメリカ史みたいな内容で違った意味で楽しめました。ヒロインって必要ありました?

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