フラガールスタンダード・エディション [DVD]

監督 : 李相日 
出演 : 松雪泰子  豊川悦司  蒼井優  山崎静代  池津祥子  徳永えり  三宅弘城 
  • ハピネット・ピクチャーズ
3.95
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感想 : 364
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4907953021686

感想・レビュー・書評

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  • 最後の蒼井優のダンスがすごかった。

  • がんばろう東北 だね(ゆ)
    自分が楽しくて人も喜ぶ仕事って、いいね、再復興してほしい(ぶ)

  • 映画賞を総なめにした、実話を元にした感動作。

    次々と炭鉱が閉山されていく町いわきに、ハワイアンセンターが作られることになります。目玉のフラダンスを教えるため、東京からダンスの先生がやって来て、炭鉱の町の女性たちにダンサーとしての特訓を始めます。

    炭鉱が閉山して衰退していく町と、町おこしのためにフラダンスを踊る女性たちの対比が感動的で切ないですね。石炭から石油にエネルギーの中心が移っていく時代背景に、炭鉱の町の悲哀は心に迫ります。炭鉱が閉山して引っ越していく先が夕張というのも、その後の夕張を知っている今となっては痛切。

    それにしても、フラダンスがあんなに激しく、色っぽいものとは知りませんでした。そのフラダンスを踊る松雪泰子と蒼井優は、とてもいい演技を見せてくれます。松雪泰子は先まで意識の届いた手の動きがきれいで、うっとりさせられますし、蒼井優は、表情の変化と方言がきいた話し方がとても魅力的。

    全体的には、女性ダンサーたちが『ウォーターボーイズ』のように成長していく物語に、炭鉱の町を背景とした哀しく切ないストーリーがはさまり、先生と生徒、炭鉱を支持する人々とフラダンス(ハワイアンセンター)に夢をかける人々の関係の変化が見所になっています。

    ラストのハワイアンセンターのステージでのフラダンスは圧巻ですし、観ていて楽しめる感動的な作品です。

  • 讓人想跟著跳草裙舞,福島縣的方言好難聽懂,東北地方有各種各樣的方言,真是有趣~平山老師真是偉大!

  • 「未来をあきらめない」


    昭和40年、福島県いわき市の炭鉱町。
    “求む、ハワイアンダンサー”の貼り紙を見せながら、ここから抜け出す最初で最後のチャンスだと、早苗(徳永えり)は紀美子(蒼井優)を誘う。
    男たちは、数世代前から炭坑夫として、女たちも選炭婦として鉱山で働いてきた。だが今や石炭から石油へとエネルギー革命が押し寄せ、閉山が相次いでいる。この危機を救うために炭鉱会社が構想したのが、レジャー施設「常磐ハワイアンセンター」だった。紀美子の母・千代(富司純子)も兄・洋二朗(豊川悦司)も、炭鉱で働いている。父は落盤事故で亡くなった。千代は炭鉱を閉じて“ハワイ”を作る話に大反対だが、紀美子と早苗はフラダンサーの説明会に出かける。二人のほかに集まったのは、会社の庶務係で子持ちの初子、一際大柄な女の子、小百合(山崎静代)だけだ。
    そんな中、娘たちにフラダンスを仕込むために、ハワイアンセンターの吉本部長は、東京から平山まどか先生(松雪泰子)を招く。本場ハワイでフラダンスを習い、SKD(松竹歌劇団)で踊っていたダンサーだったまどかは、ど素人の娘たちに踊りを教える意欲などなかった。また、まどかは母親の借金を背負い、半ば自暴自棄になってもいた。
    しかし紀美子たちの熱意に次第に心動かされ、ひたむきな娘たちと接するうちに夢を持つ大切さを思い出していた。
    だが、世間の風当たりは依然強く、さらに予期せぬ出来事が次から次へと起こる。早苗は一家で北海道へ移住することになり、小百合の父親は小百合が遠征で留守をしている時に亡くなる。
    数々の困難を乗り越えて、いよいよ「常磐ハワイアンセンター」は初日を迎えた。
    フラガールたちはみごとなダンスを披露して、大歓声を浴びるのだった。

  • 後半1時間、なきっぱでした。
    でも、最初は爆笑しまくりでした。

    なにがすごいって、フラダンスがすごい。
    みんな、上手い。感動しました。ほんとに感動!!!
    美しい。
    そんでもって、方言が最高★★

    蒼井優をもっとスキになった。
    あれだけの踊りを踊るのって、ほんとにすごい努力が居ると思う。それを考えただけでも感動。
    そして、松雪泰子に、一番きゅんときた。

    みるべきです!!!!
    フラダンスに、あんなすてきな意味があったなんて。☆☆
    笑えるし、泣ける映画。

    蒼井優の踊りをみたあとの、母の行動が言葉にしなくても、伝わってくるものがあって、思い出しただけでも、涙が出ちゃいます。
    ダンスで、何かで、人を幸せにできる時代の訪れ。なんだか、すごく背中を押された気がした!


    ***

    2007.05.22

  • 松雪泰子の最初のけだるい感じとか、いい。蒼井優の一生懸命なとことか、見応えあります。しずちゃんも泣かせるし。自分が茨城に住んでいるから、福島の方言も似てるし、ハワイアンズも好きなので、ぐっときます。何よりダンスシーンが圧巻。脇役陣も豪華。

  • 初めのほう、地域興しという展開が『百万円と苦虫女』に似ていると思った。両作品、蒼井優が主演だったということもあるが。

    これは、スクリーンで観たら100倍良かったんだろうなー!

    フラの蒼井優ソロのシーンは、私のイチオシの映画『SAYURI』のチャン・ツィーの舞踊シーンをどこか彷彿とさせた。

    早苗との別れのシーンや、さおり(だったかな?しずちゃんが演じた役)の涙、先生の気持ち、磐梯の人々の理解など、泣けるシーン多々。

    この作品、実話に基づいているんだね。驚いた。

  • #Gyao!にて視聴。二回目。何度観ても同じ所でぐっとくる。電車のシーンは特に。押さえどころの良い、佳い映画。福島県いわき市のお話だったのかと改めて風景をよく見た。

  • やりたいことと、時代で出来ないことと、その中で生まれる友情と。
    努力とその結果からの感動が素晴らしい。

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