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- / ISBN・EAN: 4988632502177
感想・レビュー・書評
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2021年年の瀬に笑えるものを。
いや~、佐藤浩市には、そして西田敏行には何度も笑わされます。
へんてこな世界観の中で繰り広げられるドタバタ劇は、本当に役者さん達は三谷幸喜のやりたい事に付き合うの大変だったと思います。
演劇舞台のような街、映画の中のそんな街で映画を演じる佐藤浩市は劇中劇中劇のような構成、深津絵里のシーンは映画の中のそんな街で本当に演劇チック、そんな世界の中で綾瀬はるかが唯一の良心。
ただただその荒唐無稽さを純粋に楽しむのがよろしいかと。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
美術さん、すごい!
13年前の作品ですが、現在の綾瀬はるかがいい年の取り方をしているのがわかります。また、朝ドラ「カムカムエブリバディ」で実年齢と30歳も下の18歳役を演じた深津絵里も見られます。古い映画はこうした楽しみ方もあります。
『ザ・マジックアワー』(The Magic Hour)は、2008年6月7日に公開された日本映画。三谷幸喜監督作品第4作。表題のマジックアワーとは、日没後の「太陽は沈み切っていながら、まだ辺りが残光に照らされているほんのわずかな、しかし最も美しい時間帯」を指す写真・映画用語。転じて本作では「誰にでもある『人生で最も輝く瞬間』」を意味する。なお、三谷自身、このマジックアワーの意味を、前作『THE 有頂天ホテル』の撮影時に知ったと本作のDVDに収録されたオーディオコメンタリーで述べている。
東宝スタジオの日本最大級スタジオ3つ(3スタジオ合計面積4426平方メートル)を使用し、巨大なセットで街並みを再現構築。エンディングでその建築工程が早回しで見られる。
2008年2月に亡くなった市川崑監督最後の出演作で、この作品は「市川崑監督の思い出」に捧げられている(映画のラストに表記されている)。なお、彼が演じる映画監督が撮影しているのは『黒い十人の女』のパロディ「黒い101人の女」。
映画『THE 有頂天ホテル』にも出演した香取慎吾が、1シーンだけ同じ役(只野憲二役)でカメオ出演している。
三谷幸喜監督作としては初のドルビーデジタル・サラウンドEX作品となった。
ストーリー:
港町・守加護(すかご)でマフィア「天塩商会」のボスの愛人マリに手を出した備後登は、自分の命を見逃してもらうため伝説の殺し屋「デラ富樫」を連れてくることになる。探しても一向にデラ富樫を見つけられない備後は苦肉の策として、売れない俳優・村田大樹を映画の撮影と騙してデラ富樫に仕立てて乗り切ろうと画策する。相手が本物のギャングとは知らずデラ富樫を演じる村田、村田と「天塩商会」に嘘がばれないよう四苦八苦する備後、村田をデラ富樫と信じる「天塩商会」の面々。それぞれの思いやすれ違いが行き交う中、次々と予期せぬ展開が待ち受ける。(ウィキペディア) -
序盤は面白いが、中盤以降は同じパターンが続き退屈。
映画の内容と、「マジックアワー」という表題がミスマッチ。 -
あー笑った笑った。思わぬ方向へ向かうよね。
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私は悔しい…!
こんなにも面白い映画をなぜ13年もの間放置していたのか…!(2008年公開から数えて)
もう悔しいと言うか恥ずかしいです…!
ぶっちゃけいうとアンジャってるんだけど。(アンジャッシュのすれ違いネタ)
それを本気の役者とセットと心意気でやってる感じ。
最新映画は毛嫌いせずに見るべきですね。
教訓。 -
オマージュかどうだか知らないが、どこかで見たシーンが多くて、ちょっと疲れる。
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久々の視聴。「売れない役者が偽物になりすます」という「合言葉は勇気」と同じ設定を使い回す志の低さが気に食わないし、ギャング映画を模した人工的なw舞台設定も退屈。つまり、入口で拒否反応が出てしまってどうしようもない作品なんですが、それらを務めて忘れて客観的(?)に見れば、コメデイとしてはよく出来ていると思います。
お互い勘違いをしている2人(佐藤浩市と寺島進)の会話が何故か噛み合ったり、佐藤浩市に対し妻夫木聡が繰り出す適当かつ雑妙な言い訳など、やはり上手い脚本だと素直に感心します。作戦が行き詰まって、ストーリーにも飽きが来たところで、新たな作戦でクライマックスを迎えるという展開も優れています。
この作り物感の強い設定の中で、そして、見事に騙されてしまう「良い人」のおかしさと悲哀を演じ分ける佐藤浩市の芝居のリアリティは素晴らしかったです。
総括をすれば、近年の三谷作品に較べれば遥かに面白いですが、「ラヂオの時間」や「有頂天ホテル」には及ばない、といったところでしょうか。 -
舞台で観てえ~~!
面白かったです -
何度も笑ってしまった。豪華俳優陣。だが、長い。舞台でやった方がおもしろいような気がする。
会計係が完璧な記憶をペラペラしゃべるのがヒッチコックの「三十九夜」のオマージュだと気づいた。
2008日本
2021.3.16BSプレミアム