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- / ISBN・EAN: 4988126207595
感想・レビュー・書評
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人生には、ユーモアが必要ですね。人生には、どうしようもないことが多いけれど。
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無尽蔵の愛と想像力の物語。
こんなにも責められない嘘はない。
息子をだまし続け、妻の恐怖を取り払う。
自由気ままな男がどんな状況になろうとも弱音を吐かず、狂気の世界に立ち向かっていった。 -
人生は最悪な状況でも見方を変えれば美しく生きる事が出来るって思わせる強く衝撃を受けた映画。トップ5に入ります。
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ロベルト・ベニーニ監督・脚本・主演のイタリア映画。
ナチスの強制収容所が舞台だけど、重く暗いだけの映画ではないのが素晴らしい。前半の伏線だらけのコミカルなラブストーリーは最高におもしろくて大好きだけど、それらも全て涙の後半のための伏線なんだね。
愛する人に見せてあげたいのは、残酷な現実よりも、幸せな嘘の世界。 -
人生は素晴らしいものとは限らない。
どれほど幸せな日常を送っていても、
何の理由もなく、理不尽に、一瞬にして奪われるかもしれない。
悲しいこともある。辛いこともある。耐えがたい苦痛もある。
だけど人には愛がある。希望と想像力を持てる。冗談を言える。
人生は素晴らしいものとは限らないけど、
どれほどの絶望にあっても、
素晴らしいと思うことはできる。
「LIFE IS BEAUTIFUL」と言うことはできる。
嘘でも、冗談でも、希望を持って想像力を働かせることはできる。
最後までジョズエには涙が無い。
成長して、後になってから真実を知るかもしれない。
そのときは泣いてしまうかもしれない。
それでもジョズエはきっと、人生を素晴らしいと言えると思う。
グイド自身も、素晴らしいと思っているはずだ。
ドーラも、もしかしたら泣いてしまうかもしれないけど、素晴らしいと言うはずだ。
「愛してる」と言うんじゃなくて、抱き締めるんでもなくて、
「人生は素晴らしい」と言わせることが、
グイドなりの愛情表現なんだと思った。
それはすごく難しいけど、すごく優しくて、力強いものだと思った。
人生なんてどうなるか分からないし、命なんてよく分からない。
そんなものを考えたってどうしようもない。
だけど、自分の持ってるのが、どんな人生やどんな命だったとしても
素晴らしいと叫ぶことはできる。
冗談を言うことはできる。
どうせ生きるなら、「LIFE IS BEAUTIFUL」と言いながら生きて行きたい。 -
映画のエッセンスがすべて詰まった映画の中の映画。
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良い偶然、悪い偶然の混じり合った作品で、これぞ物語だな、という感じがしました。後半のストーリーばかり有名だけれど、夫婦2人が知り合うまでのストーリーもあって、それはそれでいいけれど、後半をもっとハラハラを増やしたりして深めてもいいんじゃないかな、と思いました。人が殺される描写が一度も直視されていなくて、それって子供から見た収容所、というのが反映されていたってことかな?
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映画としてとても面白かったけれど、ホロコーストを1つの悲劇の記号としてしまった作品だとも思う。