ライフ・イズ・ビューティフル [DVD]

監督 : ロベルト・ベニーニ 
出演 : ロベルト・ベニーニ  ニコレッタ・ブラスキ  ジョルジオ・カンタリーニ  ジュスティーノ・デュラーノ 
  • 角川書店
4.46
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988126207595

感想・レビュー・書評

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  • グイド「お前は何が嫌いだ?」
    ジョズエ「クモ」
    グイド「パパは西ゴート族が嫌いだ。クモと西ゴート族はお断り。西ゴート族ときたら…」

    『ショーシャンクの空に』の後に観た。アンディに続いてまたただただ尊い光の主人公だった。グイドがとにかく明るくて光すぎる。
    大胆なスタイリッシュ駆け落ち。ドーラに対するロマンチックで手の込んだ猛アタックぶり、さすがイタリア男って感じだ…
    学校でイタリア民族の優越性について面白おかしく教えるシーンすばらしいな。画面の前の我々には実はグイドがユダヤ系だと分かっているから、優生学のバカバカしさが浮き彫りになる皮肉なシーンだ。

  • 午前十時の映画祭

  • 涙なしでは見られない作品…!

    前半が明るい分、後半の収容所生活が辛い。なのにどこまでも父親として、夫として、妻子に絶望を感じさせないように明るく振る舞うグイドの愛が本当に素晴らしい。辛いのに困難をおもしろおかしく切り抜けていく姿に笑顔になってしまう。特に最初のルール説明のシーン、そして収容所内で放送を密かに使って呼びかけるシーンが好き。

    だからこそグイドの最期がまた悲しいけど、守りたかったものを守ることができて、本当に“勝つ”ことができたのだと思い、切ないけどあたたかい希望で包まれたラストだった。

    テーマ音楽も素晴らしい、今まで見た中で最高の作品…!

  • 前半のハッピーな雰囲気のラブコメディーから一転して、後半は重くて深い家族愛に。
    落差が激しいが、そのお陰で後半の重みが更に増す。
    主人公の明るくおどけたキャラクターは全編通して一貫してるのに……いや、一貫してるからこそ見てるこっちは胸が痛くなる。

  • 前半はラブコメディーだが伏線あり。後半はユダヤ人強制収容所での家族愛。主人公のロベルトベニーニは監督も兼任とのこと。

    印象に残るシーン
    ・ユダヤ人の悪口を書かれた馬で迎えに行くシーン
    ・花のある部屋に入っていったら次出てくるときは数年後で子どもも一緒に出てくるシーン
    ・軍医に助けを求めているのに、なぞなぞで返されてしまうシーン

  • BS103録画>感動作☆いい作品でした。かなり古い?作品?戦争映画という暗さは全く無く、最期まで主人公が自分のスタンス:面白おかしく生き抜くを貫き通す所がまた。なんとも。始めはよく笑えた。途中~不穏な雰囲気。結末部分では泣けてしまう。

  • 前半素敵ラブコメ、後半涙涙涙
    パッケージ観て思い出すだけで泣ける

  • ハッピーなラブコメディかと思いきや、前半と後半でこんな展開になるとは思わなかった。
    どんな状況であってもプラスに楽しませようとする姿に心を打たれた。うぅぅ。泣

  • 昔二度ほど観たが、相変わらず素晴らしい。
    息子が大きくなって、父の行動を思い出したらと思うと泣いてしまう。
    常に妻と娘を想う気持ちは、他の収容所の人間をも勇気付けた気がする。

    最後の、アメリカ兵が、ね。うーむ。

  •  前半は、偶然とも必然とも言える男女の出会いと、ふたりの間に生まれた子どもとの関係を描いたコメディー。後半はユダヤ人への強烈な差別をシリアスに描いていますが、ときどき楽しげに見えてしまう、不思議な魅力があります。主人公である父親の、機転の良さがつらさや悲しみをやわらげてくれているように感じました。
     汚く狭い場所に収容され、強制労働をしいられても希望を失わずに生きる親子三人の姿がとてもまぶしく映ります。前半のおもしろおかしい展開との対比が効いていました。
     父親は息子を楽しませるために命をかけ、息子は父親の言う通りに行動する。父親が常に明るくいられたのは、おそらく息子がそばにいたからでしょう。愛の形はそれぞれですが、ここまで献身的な愛を見てしまうと切なくなってしまいます。
     映画史に残るであろう名作です。

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