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- / ISBN・EAN: 4988126207595
感想・レビュー・書評
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あれ?こんな感じだったっけ?
なんかもっと超感動作のイメージだった。
ストーリー
ナチスの強制収容所に入れられながらも、人間性を失うことなく絶望を乗り越えていく男の姿を描いた感動作。ロベルト・ベニーニ、ニコレッタ・ブラスキほか出演。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
重かった。
人が死ぬから重いんでなくて、嘘をつき続けるというのが重かった。 -
生まれ落ちた時代に、
飲み込まれ翻弄されるのは、
いつでも誰でも同等なのだが、
あまりにも不条理な歴史を生き抜く力をくれたのは、
素朴だが、
愛情あふれる父親だった。
演じ続ける根拠は、
息子への愛だが、
願わくば現実がそのようになって欲しいという、
誠実なひとりの男の生き様だった。
心根の優しい人は最期まで、
よい顔をしているということだ。 -
いい映画ではある。ではあるが…。
コメディも最初の帽子だ7分だ辺りは心置きなく笑えたけども、後半はもう、居た堪れない。コメディ要素、それに連なる主人公の家族愛がこの映画の肝なんだろうけど、私は舞台が収容所というギャップに耐えられなかった。
人生は素晴らしい…この映画の後に、そうは思えない。 -
風邪引いてる時に家で引きこもって観てた映画。
ナチス強制収容所での生活の中でお父さんが常にコミカルに息子に希望をもたせるお話。実はこのままハッピーに収容所を抜け出せるんじゃないかと思わせるところが映画として凄くずるくて泣ける。
基本的にはどんなにきつい時にも笑いで苦難を乗り越えるお父さんなんだけど。一つだけ圧倒的に絶望なシーンがあって。
収容前に仕事で給仕をしていた時に出会った、なぞなぞが大好きな医者が、軍医として収容所に現れて再会するんだけど。医者は「重大な相談ごとがある」と耳打ちをする。もしかしたら脱出できるかもしれない、助けてくれるかもしれないと、わずかな希望をもって何とかチャンスをつくったのに。医者は当時から何も変わっておらず、ただなぞなぞを出して来ただけだったという。
収容前のシーンではコミカルな2人のキャラクターの微笑ましい場面も、世界が変わるともうどうしようもなくて。立場が違うだけでこんなにも「重大なこと」の価値が違うのかと。凄く残酷だなーと思った。 -
Blu-ray
強制収容所での生活をゲームだと騙し込み、息子を恐怖の中から生き延びさせたユダヤ人の超名作映画。
重いテーマながら、コミカルに描いている所が素晴らしい。監督で主演のロベルトベニーニの手腕だろう。息子だけでなく、私たちまで騙してくれる。
生涯で一度は観るべき作品だと思う。 -
いやはや、映画ってすばらしい。また思わせるいい作品に出会えた。
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ホロコーストを扱う映画は観ることに決めているけど、その中でも一番辛くて優しい映画。