- Amazon.co.jp ・電子書籍 (200ページ)
感想・レビュー・書評
-
ここ数年、読んでないのにいつか読もうと本棚にあり続けた本。
自由丁で見つけて読んだり、本屋で立ち読みしたり、自分の家にあるのに外で出会った同じ本を読んでることの方が多かったかも。
kindleで買いなおして、紙の方は翌日内定式の弟にあげた。
面白くてどんどん読み進めてるので、来月の読書メモに記載するつもり。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ライフネット生命の創業者にして副社長を務めた岩崎さんが入社一年目の心得を説いた社会人入門書。著者の経験則が全ての人に当てはまるかどうかは置いておいて、会社人生で素晴らしい実績を上げた方の考え方には、当然気づきや学びが多い。仕事のアウトプットは早く出して周囲のフィードバックを得る、同期とは余り付き合わない(社外の人との交流から視野を広げるという文脈で)、社会人の勉強はアウトプットがゴール等、これまでの会社人生を振り返って、「これはできてる」と思う点もあれば、「これはまだまだ不十分だ」といった点もあり、自らの立ち位置を確認する意味でも参考になった。
-
有名な本なので自分でも読んでみたいと思ったのと、就活が始まる娘にもいいかなと思い購入。
社会人1年目にはいいかも。社会人歴が長い人にはわかっているけどできていない、ということを見直すきっかけになる本。
私が実践したいことは3つ。
①死ぬときに一生懸命に生きたと思える人生にすること
➁惚れ力を発揮できるようになること
➂得た知識をアウトプットすること -
初心を思い出させてくれるし
社会人数年目でも、今からでも役立つ情報が多くあります。
会社の財務諸表を見れなど、今ならなるほどと思うことが書かれています。 -
ビジネスパーソンとしての基本のきが詰め込まれた本。 初心を忘れないために定期的に見返したい。
-
新卒の時に会社で配られるような本です。
マナーや、やった方がいいことが記されています。
それなりに使えることが書いてあります。 -
社会人としての「勝負どころ」は、入社1年目。
本書に書かれているのは、3つの原則と50のルール。
内容はごく当たり前のことかもしれない。
だが、それらを徹底的に守ることで「成長スピードを加速させることができた」と著者は語っている。
社会人のバイブルとして何度も読み返します。 -
入社1年目の教科書
著:岩瀬 大輔
組織は変わっても著者の中で変わらない「芯」
のようなものがあったと自負している。それは、仕事に取り組む際に大切にしてきた3つの以下の原則である。
①頼まれたことは、必ずやりきる
②50点で構わないから早く出せ
③つまらない仕事はない
そんなときも、この3つを死守する。それだけで仕事のスピードが上がっていくと同時にチャンスが次々とやってくる。
目の前のチャンスを一つずつものにしていくことで、仕事は、よりダイナミックなものに進化していく。仕事はどんどん面白くなっていく。
本書の構成は上記の3つの原則と50の心構えから成っている。
始まりの春。自分にとって春のスタートは大切。そして周りにとってもそれは同じである。PDCAのPを行う機会の今に初心を思い返しながら活用するために再読した。
当たり前のことが書かれているものの、当たり前のことが全てであり、当たり前のことが継続してできるかどうかが肝である。
断片的にその場限りでやる時期もあるかもしれない。しかし、体系的に捉え、全てを紐づけながら行うことができてはじめて次のステップにも立てることができる。
毎年桜咲くこの時期に読み返したくなる良書。 -
仕事に向かう姿勢とはどうあるべきか、社会人とは、学生と何が違ってしかるべきか。
そんな問いを念頭に読んだ。
正直、50のルールの中には「人として当たり前のこと」も多く含まれるが、著者の岩瀬さんの唯一無二の経験と語り口が、読むものを突き動かすのではないか。
基本的に、ビジネスパーソンとして必要なことは、おおかた義務教育で教わった基礎的な人間力の部分だ。
それに加えて、よく言われるが一流は「めちゃくちゃ健康で、めちゃくちゃや勉強する」ということが本書でも強調されている。
また、岩瀬さんは、大学四年間の価値はたかがしれていて、大切なのは「社会に出てから、勉強し続けることができるか」ということだと述べる。
これについては、ゼミの先生もいっていて、「そこで差が開く」というポイントだと思う。
トップビジネスパーソンが、どれだけの速度と熱量で成長しているのかを考えれば、少なくとも勉強をやめようとは思えない。
私が好感を持ったのは、岩瀬さんが「単なる意識高い系」ではなく、「人間として豊かになること」を軸にして話をしているように感じたからである。
そのあたりも、本書がベストセラーとなった由縁ではないだろうか。
最後になるが、
本書における、仕事の三原則は、
1.頼まれたことは、必ずやりきる
2.50点で構わないから早く出せ
3.つまらない仕事はない
であった。
補足だが、1については、「自分が引き受けたもの」という条件も追加しておきたい。
そして、振り返れば2は、学生の「卒論」によく当てはまる。
3も、日常のあらゆることを楽しむ工夫に繋がる。
そんなことを考えながら、本書を読んだ。