後世への最大遺物 [Kindle]

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  • 2012年9月27日発売
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感想 : 19
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (53ページ)

感想・レビュー・書評

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  • 吉原さんよりお勧めいただき、青空文庫版を発見し、即読んでみる。

    固い文章で難しいな。と感じつつも引き込まれて読んでみた。
    過去の作品でありながら、現在も変わらぬ大切なことが書かれていると感じるも、
    ふっと自分の中に落とすところまでは至れなかったので、
    また自分自身が成長した段階で再度向き合いたい一冊。

  • 「自身の生涯」が後世への最大遺物。

  • 「代表的日本人」の内村鑑三の講演録。

    金も時間もかからずに読める良い本。

    天文学者ハーシェルの言葉である
    「われわれが死ぬときはわれわれが生まれたときより
    世の中を少しなりともよくしていこうではないか」
    を元に後世に何を残すかというテーマの講演である。

    頑張って世の中を変えろ!ガンバレ!超ガンバレ!
    という話なのかと思いきや、そういうことではなく、
    立派な生き方をすることが後世への遺産ということを説いており、
    それなら頑張れば自分でも出来そうだと思える。

  • 無料本
    「天、共に在り」中村哲さんの本に影響を受けた本として書かれていた。

  • 2010.01.16-18

  • 誰にでも後世のために遺すことができるものがある。それは後世のためを思い、苦難を乗り越え真っ当に生きたという事実である、というような主張がされている。とても共感できは部分も多く、喋り口調だからか、最後まで気持ちよく読むことができた。

    印象に残ってるのは「われわれが死ぬときには 、われわれが生まれたときより 、世の中を少しなりともよくして往こうではないか」という記述。よくある「来た時よりも美しく」という標語と同じだなぁ。

  • 紹介文を読んで。
    箱根山上の湖畔で和やかに、深く熱く語られたであろう講演録。

    ずばり、金、事業、文学、思想を遺すことの偉大さ貴さを語った上で、それでも最大遺物は、人の生きる姿勢、その生涯であるとする。
    インスパイアすることの重要性、それこそが人のつながりであり、社会。そもそもこれがあるからこそ、遺すべき物を考えるのか。

  • 【再読】言わずと知れた名著。キリスト教という枠を超え多くの人、特に若者に読んでもらいたい。後世に何を遺して死んでゆくのか?人生そのものに対する問い。単純であるがそれはとても深い。後世に金を遺す。後世の為に事業を遺す。それはすなわち成功するということ。宗教者らしくない内容だが純粋に大きな視点で人類を愛し、地球を愛する内村氏。
    そしてそれが出来なければ思想を遺す。内村氏の文学への想いが綴られてゆく。源氏物語を指し我々を女らしき意気地なしにした。と批判する箇所は面白い。自分自身を問う時また再読しようと思う。

  • 内村鑑三の一冊。

    「後世へ遺すべき物はお金、事業、思想もあるが
    誰にでもできる最大遺物とは
    勇ましく高尚なる生涯である。」

    が有名な一冊。

    キリスト教では無いけど感じるものはあります。

  • ジーンときた。
    札幌でも学んでいた、内村鑑三先生の講演をそのまま字で起こした作品。クラーク博士も出てくる。

    世に残せばいいもの。
    金、事業、文学。
    そしてその人生。

    この愛する地球に何かしらを残して死ねたらいいですよねという話。
    内村鑑三はこう100年以上あとの日本人をジーンとさせるぐらいなので、たしかに地球にその文学を残しているんですね。

    (講演記録だけど)

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著者プロフィール

1861年生まれ、1930年没。思想家。父は高崎藩士。札幌農学校卒業後、農商務省等を経て米国へ留学。帰国後の明治23年(1890)第一高等中学校嘱託教員となる。24年教育勅語奉戴式で拝礼を拒んだ行為が不敬事件として非難され退職。以後著述を中心に活動した。33年『聖書之研究』を創刊し、聖書研究を柱に既存の教派によらない無教会主義を唱える。日露戦争時には非戦論を主張した。主な著作は『代表的日本人』、『余は如何にして基督信徒となりし乎』など。
佐藤優
作家、元外務省主任分析官。1960年、東京都生まれ。同志社大学大学院神学研究科修了後、外務省入省。現在は、執筆活動に取り組む。著書に『国家の罠』(新潮社)で毎日出版文化賞特別賞受賞。『自壊する帝国』(新潮社)で新潮ドキュメント賞、大宅壮一ノンフィクション賞受賞。おもな著書に『国家論』(NHKブックス)、『私のマルクス』(文藝春秋)、『世界史の極意』『大国の掟』『国語ゼミ』(NHK出版新書)など。『十五の夏』(幻冬舎)で梅棹忠夫・山と探検文学賞受賞。ほかにも著書多数。

「2021年 『人生、何を成したかよりどう生きるか』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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