手袋を買いに [Kindle]

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  • 2012年9月27日発売
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感想・レビュー・書評

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  • 冒頭の表現からもう、心があったかくなりました。
    小狐の無邪気さ、母狐の優しさが溢れる文体です。
    なんで母狐はこわい思いをしたのに子供を1人で行かせるのか?と不思議に思う部分もありました。
    町へ行くシーンではハラハラさせられましたが、素直な小狐の行動が眼に浮かぶようでした。

  • 小学校の頃読んで以来だったけどあの頃と同じように温かい気持ちになった。

  • 小学校低学年の時に読んだものをiBookで読む。
    懐かしい気持ちになり良かった。

  • 人間を怖がる動物、怖がらない動物、それぞれいるのは過去の体験がDNAで受け継がれているからかも?そう思わされました。決して全動物と仲良くするのが良い訳ではありませんが、情けは獣のためならず...のような気持ちで生きて行ければ、自ずと功徳を積めるのかもしれません。

  • 新美南吉はきいたことがあるので、教科書にのっている作者だと思う。狐と人間を描いた傑作。

  • ほっこりするがいつ見ても最後の部分がなんだか胸にくる。
    本当にいいものなのだろうか。答えはまだ出ていない。

  • たまらないです。

  • 手が冷たくなってしまった子ぎつね。お母さん狐に銀貨をもらって初めて人間の町に手袋を買いに行きます。片方の手を人間の手にしてもらった子ぎつね,初めてのおつかいの緊張から反対の手を出してしまいます。きつねの手を出したら人間につかまってしまうよ...。ホッとする童話です。

  • 文鳥文庫より。

    「ごん狐」の陰が色濃い物語。
    とても可愛らしくて微笑ましい。

  • ■書名

    書名:手袋を買いに
    著者:新美南吉

    ■概要

    昭和初期の児童文学作家である新美南吉の童話。初出・初刊は、生
    前計画され死後刊行された第二童話集「牛をつないだ椿の木」[大
    和書店、1943(昭和18)年]。「ごん狐」と同じく狐を題材として
    おり、どちらも小学校国語科教材として広く親しまれてきた作品で
    ある。母狐が子狐に手袋を買ってやろうと考え、子狐が人間の経営
    する帽子屋に買いに行く話。
    (From amazon)

    ■感想

    有名な話みたいですね。
    kindleで読んだのですが、これは絵本で読むと楽しめる作品だと
    思います。

    色々突っ込みたい部分はありますが、子供目線で読み聞かせをする
    のであれば、良いお話しです。
    温かくなります。

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著者プロフィール

1913年、愛知県知多郡半田町(現・半田市)に生まれる。中学時代から童話を書き始め、『赤い鳥』『チチノキ』などに投稿。東京外国語学校在学中に病を得、20代後半の5年間は安城高等女学校(現・県立安城高等学校)で教師をしながら創作活動を続けた。1943年、29歳の生涯を終える。代表作に「ごんぎつね」「おじいさんのランプ」「手袋を買いに」「でんでんむしの悲しみ」を始めとして、多くの童話・小説・詩などの作品を残す。

「2019年 『子どものすきな神さま』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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