十角館の殺人〈新装改訂版〉 「館」シリーズ (講談社文庫) [Kindle]

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  • 講談社
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感想・レビュー・書評

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  • ネタバレしてから読んだので、何とも評価し辛い。
    面白かったのだけど、心理描写とかトリックどちらもちょっと粗い感じがしてしまってどっちかに振り切った方が良かったのではないかと思ったりもした。

    犯人の狙いが全然ハマらん感じはちょっと面白かった。

  • 衝撃の1行、本格派ミステリーと言えばこの『十角館の殺人』4,5年前に1回読んだのだが、あまり内容を覚えていなかったので、今年になって再読。
    ようやく衝撃の1行に出会うことができた。
    当然その1行に驚いた。というかありえない角度からだったので、トリックが解説されていくパートは感心してしまった。
    しかし、星3と付けたのは登場人物も多く、場面もかなり切り替わるので、なかなか頭の整理が難しいこと。そしてトリックや伏線がかなり散りばめられているので、頭を整理しながら読んでいくことに正直かなり疲れた。文庫本としてもかなりページ数も多いだろう。
    そして、そのトリック自体は正直驚いたが、意外とありきたり。なのでは?と思ってしまった。まだ私は本格派ミステリーをあまり読んでいないので、それを知ると様々な伏線が面白いという解説も読んだので、本格派ミステリーを挑戦してみたい。しかし、本格派ミステリーと言えば・・・というこの本で衝撃が少なかったので、他の本を読むかは怪しい。個人的な好みとして、あまり長すぎないミステリーが好きなのかもしれない・・・
    他の方の解説やコメントも読んでみたい
    Huluで実写版もあるようなので、そちらもみてみようかな。

  • 本の評価と読み終わった後の爽快感はイコールです。
    本に厚みがありますがサクサク読めるのもポイント高いです

  • あー面白かった!
    エラリイが好き。
    あまりにも突然の告白すぎて最初見逃してしまった。2、3ページ読んでから気づいた。

  • おそらく15年位前に1度読んでいました。
    内容が曖昧だったため再読。
    名作だなとあらためて感じました。

  • 館シリーズ、と呼ばれている作品群の一作目なのに、館の構造が犯行に全く生かされてないところが面白かった。それにしても、犯人=ヴァンは分かっていても、守須=ヴァンには鳥肌立っちゃったな。面白かったー!

  • 実写ドラマを読んでから作品を読みました。
    実写は原作どおりに進んで4話ラスト(10章)で衝撃が走りました。
    ただ、今後このシリーズを読んでいくかはちょっと微妙かなぁ
    わたしにはあまりハマりませんでした。

  • あの一行、とやらに引っかからないようにとメモをしながら読んだのに…まんまとアッと言わされてしまった。記憶を消してもう一度読みたい。

  • 館で殺人が起きるという王道ミステリー。とある島にある館で次々と起こる殺人事件と、平行して進む本島でのストーリー。本島でのストーリーが館での殺人と何の関係性があるのかが分からないまま進むが、物語の終盤にその意味が明らかになっていく。終盤の一行により全てが分かる。

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著者プロフィール

1960年京都市生まれ。京都大学教育学部卒業、同大学院博士後期課程修了。87年、大学院在学中に『十角館の殺人』でデビュー、新本格ミステリ・ムーヴメントの契機となる。92年、『時計館の殺人』で第45回日本推理作家協会賞を受賞。2009年発表の『Another』は本格ミステリとホラーを融合した傑作として絶賛を浴び、TVアニメーション、実写映画のW映像化も好評を博した。他に『Another エピソードS』『霧越邸殺人事件』『深泥丘奇談』など著書多数。18年度、第22回日本ミステリー文学大賞を受賞。

「2023年 『Another 2001(下)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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