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- Amazon.co.jp ・電子書籍 (384ページ)
感想・レビュー・書評
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大原まり子の作品は、どうもあわないと言うことが判ったのである。従って評価も出来ません。
ハイブリッドチャイルドは途中で棄権したが、こちらは何とか読了しました(^^ゞ詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
創造者、破壊、輪廻などを共通のテーマにした大原まり子の代表的連作短篇集。従来は『戦争を演じた神々たち』と『II』の二巻本だったのだが、Kindle 版は合冊での登場。厚さに制約がない電子出版で、今だにたいして長くもない小説を上下冊とかに分割する出版社が多いのは、謎なことだ。
いずれも秀作揃いなので、好きな作品は好みの別れるところだろうが個人的には、美人の功罪を描いた『宇宙で最高の美をめぐって』、完全に満足している世界に戦争を持ち込むことに成功した『戦争の起源』、コミカルなタッチが楽しい『天使が舞い降りても』がベスト3。『戦争の起源』の双子の兄弟『シルフィーダ・ジュリア』もいい。
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