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- / ISBN・EAN: 4988002692712
感想・レビュー・書評
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初めてのフィンランド映画。取り組みは非常に面白い映画。意外と自分に必要なモノは多くなく、お金や時間の使い方の見直しを促す良質なテーマ。しかし映画の展開には疑問しか残らない。普通にドキュメンタリーとして撮ったほうが良かったのでは。
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原題:TAVARATAIVAS/MY STUFF (2013年)
“フィンランドに住む青年ペトリ・ルーッカイネンが失恋を契機に、物に囲まれた生活を一新すべく行った1年間の実験を追ったドキュメンタリー。全所有物を倉庫に保管、1日に1個だけ倉庫から持ち出し、何も購入しないことを1年間続けるというルールのもと、日々の実験を通じて自分自身と向き合い、何が自分にとって大切なのかと模索する姿を映し出す。断捨離などのキーワードが注目を浴びる昨今、身の回りにあふれる物との関わり方を考えさせられる。
ヘルシンキに暮らす26歳の青年ペトリは恋人との破局を発端に、さまざまな物にあふれた生活を変えることを決意。持っている物を全部倉庫に預け、倉庫から持ち出すのは1日に1個、1年間継続、1年間何も買わないという四つのルールを課す。今、自分に必要な物を選ぶという日々の決断を通じて、彼は人生で大切な物は何かと模索するようになっていく。”
期待しすぎた感があった。
裸から始まって相当ストイックな実験内容かと思ったら、中弛みしちゃってチョット残念。
ドキュメンタリーで実験する映画は割と好きで、スーパーサイズミーも観たけど、あっちの方が本格的に実験している感があったから、こっちは少し物足りなかった。
でも、自分にとって本当に必要な物を考えようという気にはなったし、先ずは優先順位のリストを作るところから始めようという気になった。
一番の感想は「さすが、北欧。何もなくても、物がゴッチャリでもオシャレに見える不思議…」だった(笑) -
何もかもに疲れ。
自分とは何者だろう?
何がしたいのだろう?
心の叫びは、闇黒の様にずっしりと。
裸一貫。
もぬけの殻となった部屋に、ぽつんと1人佇み。
全ての荷物をトランクルームに預け。
1日、1つだけ荷物を取りに行く事が許されるというルールを自らに設け。
物で溢れてしまった部屋は、自分の心を投影し。
ありふれてしまい、行き場を無くした物達は、本来の居場所を求める様で。
いつの日か、色んな事が見えなくなり。
いつの間にか、何が大切なのかさえも。
心の隙間を埋める様に溢れていった物達。
便利さは、時に自由を奪い。
物は、時に心までも粗末にし。
如何に私達が、日頃物という形でしかない物体に翻弄されている事か、と。
裸一貫。
生まれたままの姿の彼は、むしろ人間らしく。
もぬけの殻となった我が家。
何も無いではなく、必要性が無くなったという。
彼の心が浄化されていく様であって。
心の隙間を埋める様に、溢れていった物達。
トランクルームが住まいとなった彼等は、ひしめき合い。
時に、ここにいるよ。と声を上げ。
そんな彼等の声は、彼に届く事なく。
己と心の声と向き合い。
自分なりの幸せとな価値観を見つけていく彼に、幸せのおすそ分けをもらいました。 -
レンタル
モノがすきな青年がすべての物を倉庫に預け、全裸からスタートする1年間。
最初は悩む楽しさもあり、必要なものを毎日1つずつ持ち帰るがだんだんこれ以上必要なのかと自問し始める。
捨てるという選択はせず、選ばなかったものはどんどん取り残される。
最後はすべて持ち帰るのか疑問のままおわった。
一人暮らしで手助けしてくれる友達がいるからこそ出来る生活、途中で誰か誰かわからなくなってしまった。 -
・自分の持ちモノを全て倉庫に預ける
・1日に1個だけ倉庫から持ってくる
・1年間続ける
・1年間何も買わない
失ってみると、いかにいらないモノに囲まれていたのか、いかにありがたいモノに囲まれていたのかがわかるようです。 -
倉庫に入れた全ての私物のうち、一日一個だけを出していいというルールで一年生活。半ドキュメンタリーみたいな作りで北欧らしいおしゃれさ、雰囲気さもあるんだけど、コンセプトは最初の20分くらいで破綻してしまいあとは何を観させられているのかわからなくなった次第。
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断捨離中なので、参考にしようと思い、見た。
冬のフィンランド、寒そう。
死なない??とかそんな心配をしていた。
周りの友達優しいね。
ちょっと私は、めんどくさいなーとイライラしてきちゃった。
最後はほんわか終わった。 -
半分くらいまではルールに基づいた話で良かったけど、
後半部分は何だかよく分からなくなってしまった。 -
物に溢れかえっている世の中で、物欲に悩まされたり、物に左右されるのから開放される為に、人生もっとシンプルに生きてもいいんじゃないかと思えた。「本当に必要なものは何か」ひとつひとつの物と向き合って、本当に好きな物、必要な物に囲まれて暮らす生活はきっと素敵だと思う。作品のように極端にならなくとも、物を買う基準、生き方の指針として参考になるのではないかと感じた。