HARD THINGS 答えがない難問と困難にきみはどう立ち向かうか [Kindle]

制作 : 小澤 隆生(序文) 
  • 日経BP
3.92
  • (51)
  • (73)
  • (44)
  • (9)
  • (1)
本棚登録 : 894
感想 : 73
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (276ページ)

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 起業と経営のリアルが書かれている。

  • ベンホロウィッツがCEOとして経験してきた生々しい出来事とそこからの学びが具体的に書かれている。

    CEOや経営者にこれからなる人、最近なった人にはお勧めできる一冊。
    ただし大組織のマネージャーやプレイヤーには向かない。

    ただし困難に対する答えや最適な対処方法は書かれていない。なぜならそのような答えは存在しないから。

    アメリカのシリコンバレーのエッセイっぽく劇的に半生が描かれており、ハラハラする展開はたまらない。

  • 淡々とストーリーが進んでいくため、そのときの切迫感やストレスが伝わりずらいです。

  • 幾度となく経営の危機にさらされた会社のCEOの自伝的本。

    資本主義の枠内での話(以下に会社の価値を上げ、高く売るか)だったので、自分の仕事に応用しにくかったけど、
    筆者と同じ立場だったらと想像すると、
    それはもうかなりのストレスフルな状況で、
    耐えられないと感じた。


    困難な状況に直面した時、

    ・何が大切かを見誤らないこと。
    ・視点を変える冷静さを持つこと。
    ・きちんとフィードバックをくれる友人を持つこと。
    ・何が何でもやり抜くこと。

  • ベン・ホロウィッツさんは何故成功できたのか?ハイパーネットの板倉雄一郎さん「著書 社長失格」とは何が違ったのか?

    起業はやっぱり順調にいっていないし、資金繰りも大変だし。
    結局のところ、その時々の決断が正しかったということになると思うが、それができたというのが一番の違いなのであろう。
    信頼できるパートナー(マーク・アンドリーセンさん)の違いもあるのかな。

    HIGH OUTPUT MANAGEMENT(アンドリュー・S・グローブ著)からの引用が多かった。表紙もそっくり。


    =以下、本書より引用=

    ・苦闘とは、気晴らしのために休暇をとって、前より落ち込んでしまうこと。

    ・明日まで生き延びれば、今日はないと思えた答えが見つかるかもしれない。

    ・われわれは、人、製品、利益を大切にする。この順番に

    ・現在普及している方法より最低でも10倍効率的な製品を生み出すこと。2倍や3倍で良いくらいでは、既存製品から十分な数のユーザーを十分なスピードで乗り換えさせることはできない。

    ・CEOのトレーニングは実際にCEOになる以外にない。

    ・偉大なCEOたちは「私は投げ出さなかった」と答えた。

  • ちょっと読みにくい内容です。

  • HARD THINGS 答えがない難問と困難にきみはどう立ち向かうか Kindle版
    ベン ホロウィッツ (著), 滑川 海彦 (翻訳), 高橋 信夫 (翻訳), 小澤 隆生(序文) (その他)

  • 著者自身の経験をもとに特にベンチャー企業のCEOに求められる能力と組織拡大のノウハウが書かれている。本の構成は前半後半で分かれており、前半は著者自身のベンチャー企業の役員およびCEOであったときの経験が書かれており、いくつもの課題にぶつかりながらも乗り越えてきた困難をそのときの思考も交えて書かれているので今後組織的な壁にぶつかったときの参考になりそうであった。また、アメリカのインターネット黎明期の企業の状況も知れてちょっとしたネット歴史の読み物にもなっている。
     後半はCEOに求めらえれる資質と組織拡大のノウハウになっている。成功というより失敗と困難な具体例をベースに書かれているので、これから起業してCEOになる人には基礎として良いと思う。そうでない人にとっても、ベンチャー企業のCEOは何を考えて行動しているのか知識ベースで知ることができてよい。

  • 概要: 企業で苦労した思い出話ストーリー50%、人事や企業文化に関するtips半分。
    感想: 主張がクリアで面白く読める。起業しない人間、マネージャ以外にも価値があると思う。自慢話が多かったように記憶していたが眺め直してみるとそうでもなかった

  • 度々引用される「人生は苦闘だ」というマルクスの言葉が全てを表している。

    スタートアップのCEOを務めることの苦闘が、全編通して溢れ出てくる。
    CEOではない自分にとっては、過去の困難だった仕事と照らし合わせるぐらいしかできないが、それでも十二分にその大変さが伝わってくる。

    だからと言って、全く自分に参考にならないわけではなく、しおりを付けた部分は他のどの本よりも多かった。

    辛い部分をどう乗り切るのか。
    それは、どんな人生でも変わらない、ということがよく分かる一冊だ。

全73件中 31 - 40件を表示

著者プロフィール

ベン・ホロウィッツは次世代のテクノロジー企業のリーダーとなる起業家に投資するベンチャーキャピタル、アンドリーセン・ホロウィッツ(a16z)の共同創業者兼ゼネラル・パートナー。ニューヨーク・タイムズのベストセラー『HARD THINGS』(日経BP)の著者でもある。アンドリーセン・ホロウィッツを立ち上げる前はオプスウェア(旧ラウドクラウド)のCEO兼共同創業者を務めた。ラウドクラウドは2007年にヒューレット・パッカードから16億ドルで買収されている。カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)でコンピューターサイエンスの修士号を取得。またコロンビア大学でコンピューターサイエンスの学士号を取得している。妻と3人の子供と共にサンフランシスコ・ベイエリアで暮らしている。

「2020年 『Who You Are(フーユーアー)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

ベン・ホロウィッツの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×