モナリザ・オーヴァドライヴ (ハヤカワ文庫SF) [Kindle]

  • 早川書房
3.71
  • (2)
  • (2)
  • (2)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 76
感想 : 4
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (482ページ)

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • スプロールシリーズの最後の作品。前半は状況がイメージとして頭に浮かび、読みやすい。後半になると、登場人物も多いのでついていけなくなった。シリーズの前二作品を読んだのは数年前で、しかもどちらも私は振り落とされているので、「今回こそは!」と思っていたけど、予想通り振り落とされた。スプロールシリーズは三作品をまとめて一気に読んだ方が楽しめるかもしれない。感想は、前二作品と同様に、世界観にジャックインして流れに任せて言葉を浴びれば恍惚感を得られる、だ。

  • 一度目の読了では話が十分理解できなかった。取り急ぎ記録。再読後にアップデートする

  • スプロール3部作の掉尾を飾る▲ヤクザの大物である父親の指示のもと身を隠すイギリスで、久美子はミラーシェードを埋めこんだ女ボディガードに出会う▼『カウント・ゼロ』から7年、技術は更に進歩。マース社の装置コリンを持ち歩く13歳の久美子。医療キットを持ち込まれたロボ作り好きのスリック。擬験の大スターとなったアンジイ。不法居住者の娼婦モナ。暗躍するAIたち、四人の物語を加速するローニン。電脳化で至る未来に夢を持てた時代の作品ですね。アシュプールに始まるAI進化物語。ケンタウルス?1作目から再読必至か(1988年)

全4件中 1 - 4件を表示

著者プロフィール

ウィリアム・ギブスン
William Ford Gibson
米国のSF小説作家、脚本家。1948年、サウスカロライナ州コンウェイ生まれ。1984年発表の「ニューロマンサー」(ハヤカワ文庫刊)で長編小説デビュー。本作のヒットによって〝サイバーパンクSF〟と呼ばれる文学ジャンルが確立した。以後、「電脳」三部作、『ディファレンス・エンジン』、「橋」三部作など数多くの著作を発表している。ハリウッドからも早い段階から注目されていたものの、彼の原作である『ニューロマンサー』『クローム襲撃』なども映画化の案アナウンスは出るものの実現にはいたらなかった。ギブスンの関わった映像作品には以下がある。脚本を執筆した映画『JM』(1995)、短編『ニュー・ローズ・ホテル』を原作とした『ニューローズホテル』(1998)、テレビシリーズ『X-ファイル』の2エピソード(「キル スウィッチ」「ファースト・パーソン・シューター」)の脚本を執筆している。

「2022年 『ウィリアム・ギブスン エイリアン3』 で使われていた紹介文から引用しています。」

ウィリアム・ギブスンの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×