モモ (岩波少年文庫) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • 人間が時間を節約すればするほど、生活はやせほそっていくのです。
    ➜自分の大事なものを見失った状態で効率化を求めた結果だね。

    「人生でいちばん危険なことは、かなえられるはずのない夢が、かなえられてしまうことなんだよ」
    ➜「金と名声=幸せ」という勘違いの成れの果てだね。

  • 小学校の時からよく聞くけどなぜか興味持てず、大人になってから読み始めた。
    時間を秒に換算すると、なぜか短く感じる。一人一人が持っている時間はとても神々しく素敵なものだと感じた。
    だけど、内容にはあまり引き込まれなかったかな。

  • 胸躍る冒険も、真理への鋭い考察も、時代が移ろっても色褪せない金言も、すべてここにあります。

    「もしほかの人々とわかちあえるのでなければ、それをもっているがために破滅してしまうような、そういう富があるということだったからです」なんて、いままでの自分の人生で実感したことがあっただろうか。

  • 子ども向けの本。
    時間の大切さがわかる。
    人の話を聞く大切さがわかる。

  • あっと言う間に読み終わり、再び最初から読んでしまった程のすごい没入感。
    読んだことの有る人としか、共有出来ない何かが有る気がする。
    ペッポさんの、目の前の一掃きに集中する、が深く心に残った。
    子供が読んだら楽しいファンタジー、大人が読んだら身につまされる思いがすると思う。

  • 時々読み返したい名作。

  • 時間にゆとりをもって生活している人の方が美しいと思った。
    そういう生き方をしよう。
    毎日ゆとりをもとう。

  • 時間貯蓄銀行という時間を奪う人たちに時間を奪われてしまった人々。せかせかとしてストレスだらけになる。
    無駄なことと思えることでも大切なことはたくさんあると思えた。

  • 人々の時間を盗もうと企む灰色の男たちの陰謀に、人々の言葉に深く耳を傾ける力を持つ不思議な少女モモが立ち向かう。本当の豊かさとは何かという問いかけを内包しながらも、モモの大切な友人となるジジとベッポの優しさと一生懸命さ、テンポよく胸躍る冒険、何よりも敵役であるはずの灰色の男たちの儚さ・滑稽さに引き込まれた。

  • 時間の表し方がとても上手
    花の神秘的な表現が素敵
    本の序盤で時間が盗まれてしまうような錯覚が襲ってくる物語

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