知ってそうで知らなかった ほんとうの株のしくみ

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  • PHP研究所
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感想・レビュー・書評

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  • 非常に面白かった。
    株式で本当にパフォーマンスを上げている人が書く内容であることが随所でわかる。
    自分の投資判断に不足している部分として、カタリストが発現する時期とバリエーションを判断の基準に加えるべきと思った。

  • 株は情報や投資家の感情によって値動きする
    投資は本来の価値と現在の価格の差を見抜くゲーム
    価値と価格の差が大きく、値動きしやすい株を選ぶ
    地味な会社は、値動きしない

  • 勉強になった。どうしてもギャンブル的な発想になりがち。企業価値をもとに割安かどうかを算定すること、上がり下がりに一喜一憂せず、価値との差を把握することが大切だと分かった。
    まずはやってみるかなぁ。

  • 投資とは、という定義がわかりやすくてストンと落ちた。
    会社価値の算出方法はやってみて慣れる。
    1,2,3,4の未来予測の方法も、できればやってみる。この辺りは実践あるのみ

  • 企業価値からの分析が納得した。
    業種や市場にもよるが、一定の株価の判断基準について参考になる

  • 投資ってこういうものっていう抽象度の高い話がわかった。
    ただ話がバリュー株によりすぎ?

  • とてもわかりやすかった。
    株の本で初めて腑に落ちた。
    納得である。

  • 1年で得られる利益(配当とか?)÷期待利回り=株価
    15000÷0.65=230000
    それ以下なら買い

    企業丸ごとの価値÷発行株式数=1株当たりの価値
    1.事業価値を見積もる(営業利益・・前前期、前期、今期予想を足した平均と仮定)
    2.財産価値を見積もる(流動資産合計-(流動負債合計✖1.2)+投資その他資産合計)
    3.負債を引く(固定負債合計)
    4.発行株式数で割る
    →1株の価値を出す

    事業価値(営業利益✖10と仮定)に財産を足して負債を引いて株数で割る

    ※有価証券報告書はEDINETで

    ROE
    資本の効率を表す
    日本企業の平均は4~5%

    PBR
    資本の価格

    EPS
    1株当たりの純利益
    株主が1年間に受け取る取り分(配当+留保利益)

    ・何で稼いでいるのか
    新商品がヒットしていても、売り上げに占める割合が低ければ短期にしか株価は上げない

    ・なぜ稼げているのか
    会社の強みを一言で言える?

    1.市場の魅力度
    →需要の伸び・・需要が伸びれば利益も伸びる
    「○○業界 市場規模」で検索してみる 
    →競争の少なさ・・例えば規制で守られているとか

    2.ビジネスモデルの有用度
    →高いビジネスモデルのパターン(高い利益率)
    ①多くのことをうまくやる企業(事業計画から、研究開発、製造、販売まで。SPAとか)
    ②ほかに任せる企業(フランチャイズ)
    ③誰でもできないことをやる企業(知的財産)
    ④信頼が厚い企業(ブランド・ロイヤルティー)
    →横展開の可能性
    同じ顧客に違う商品を売り込む 仕組み
    違う顧客に同じ商品を売り込む 仕組み
    どこまで横展開できるか

    ・悲観されている企業はねらい目
    実はそれほど企業価値が低くないことがあるから

    ・根拠なしの投資は博打

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著者プロフィール

山口揚平(やまぐち・ようへい)
事業家・思想家。早稲田大学政治経済学部卒・東京大学大学院修士(社会情報学修士)。専門は貨幣論、情報化社会論。 1990年代より大手外資系コンサルティング会社でM&Aに従事し、カネボウやダイエーなどの企業再生に携わったあと、30歳で独立・起業。劇団経営、海外ビジネス研修プログラム事業をはじめとする複数の事 業、会社を運営するかたわら、執筆・講演活動を行っている。NHK「ニッポンのジレンマ」をはじめ、メディア出演多数。著書に、『知ってそうで知らなかったほんとうの株のしくみ』(PHP文庫)、『デューデリジェンスのプロが教える 企業分析力養成講座』(日本実業出版社)、『そろそろ会社辞めようかなと思っている人に、一人でも食べていける知識をシェアしようじゃないか』(KADOKAWA)、『なぜ ゴッホは貧乏で、ピカソは金持ちだったのか?』(ダイヤモンド社)、『10年後世界が壊れても、君が生き残るために今身につけるべきこと』(SBクリエイティブ)、『新しい時代のお金の教科書』(ちくまプリマー新書)などがある。

「2021年 『ジーニアスファインダー 自分だけの才能の見つけ方』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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