スピン/spin 第1号

  • 河出書房新社
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感想 : 36
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  • Amazon.co.jp ・雑誌 (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 4910078221022

感想・レビュー・書評

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  • はーい本好きのみなさ〜ん♪ちゅうも〜く‼︎
    そこ!一番後ろの君!メロン君?
    消しゴム刻んでないで前向いて‼︎
    隣の席の…土瓶君は…また遅刻ですか?

    いいですか〜文芸誌の創刊号ですよ〜‼︎

    エッセイ・連載小説・ショートショートなど
    てんこ盛りで300円‼︎
    やすっ‼︎コーヒー一杯より安い!

    ちょっと気になる作家さん
    大好きな作家さん
    名前も知らなくてゴメンなさいの作家さん
    お得感満載ですよ\(//∇//)

    25人くらい?の作家さんの中で読んだことのある作家さんは恥ずかしながら3名( ̄▽ ̄)少なっ!

    一穂ミチさんの連載があるから購入したけど
    買ってよかった〜(๑˃̵ᴗ˂̵)

    年4回の季刊誌で、全16号限定発行
    本屋さんに並んでないから申し込んでください!

    はい!河出書房の営業担当みんみんでした〜♪

    • みんみんさん
      あっ…土瓶君モテキだからつい( ̄▽ ̄)
      あっ…土瓶君モテキだからつい( ̄▽ ̄)
      2022/10/28
    • ひまわりめろんさん
      ハッそう言えばそうだった
      ちくしょう!どうせおいらはモテとは無縁の植物さ・゚・(ノ∀`)・゚・。
      ハッそう言えばそうだった
      ちくしょう!どうせおいらはモテとは無縁の植物さ・゚・(ノ∀`)・゚・。
      2022/10/28
    • 土瓶さん
      …………………………………………
      先生の隣がいいです(笑)
      ひまわりめろん君には水でもかけておいてください。
      …………………………………………
      先生の隣がいいです(笑)
      ひまわりめろん君には水でもかけておいてください。
      2022/10/28
  • オールジャンルの新雑誌『スピン/spin』を「紙」で創刊「日常に読書の栞を」──河出書房新社創業140周年カウントダウン企画──|河出書房新社のプレスリリース
    https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000419.000012754.html

    スピン/spin |河出書房新社
    https://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309980485/

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      今あえて紙の雑誌? 恩田陸さんが命名した新雑誌スピン/spin:朝日新聞デジタル(有料記事)
      https://www.asahi.com/a...
      今あえて紙の雑誌? 恩田陸さんが命名した新雑誌スピン/spin:朝日新聞デジタル(有料記事)
      https://www.asahi.com/articles/ASQ9W6TGRQ9VUCVL002.html
      2022/10/02
  • 16号限定の、季刊文芸誌。330円にはお得すぎる充実の内容!本書の存在を知ったのは創刊から1ヶ月以上過ぎ、ネットで話題になっていた頃。これは是非とも欲しいぞと書店を探して回り、無事ゲットできたものは何と第二版!
    本書の何よりの魅力は「紙」で、現在庫限りの紙や新しい紙を表紙、目次、本文に使用。紙の種類を意識しながら読むのは初めてだが、なかなかよいものだ。これこそ紙の本を読む醍醐味よとしみじみ思う。
    連載陣の豪華さは言わずもがな。初めましての作家さんも多く、とても新鮮だ。雑誌の定期購読を申し込んだのは本当に久し振り!四季の始まりにお楽しみが増えました。

  • なんと330円の文芸誌!
    連載以外の記事を読んだ。
    売りはまあ斉藤壮馬だろうが、案の定。
    目的は皆川博子。
    渡辺祐真の記事もよい。

    [連載小説]
    ・一穂ミチ  ハイランド美星ヶ丘
    ・尾崎世界観 すべる愛
    ・恩田陸   そして金魚鉢の溢れ出す午後に、
    ・佐原ひかり リデルハウスの子どもたち
    ・鈴木涼美  典雅な調べに色は娘
    ・堂場瞬一  連作 罪と罪
    ・藤沢周   利休残照
    [短篇]
    ・斉藤壮馬 いさな
    [ショートショート]
    ・青山美智子 ギフト
    ・川本直 祝祭の終わり エピソード0
    ・皆川博子 香妃★
    [エッセイ]
    ・赤松利市 ・大和田俊之 ・中村文則
    [特別寄稿]
    ・山極壽一
    [連載書評/絶版本書店 手に入りにくいけどすごい本]
    ・角野栄子 ・中島京子 ・穂村弘★
    [本の話]
    ・寄藤文平
    [詩歌の話/詩歌の楽園 地獄の詩歌]
    ・渡辺祐真★
    [紙の話]
    ・マライ・メントライン
    [連載エッセイ/書を買おう、街へ出よう。]
    ・斉藤壮馬
    [コラム 日々]
    ・牧村朝子

  • ホントお買い得。本屋に定期購読が面倒なので予約画面が出たら直ぐにAmazonで予約( 。・ω・。)ノ 凸ポチッ
    連載も1話から読めるし、読み切りの短編も、エッセイも読み応えあり。

  • 良かった。

    いわゆる若手作家、人気作家、ベテラン?までのラインナップだろうか。ほとんど小説は読まないので知らない人も多く新鮮で、小説雑誌というのはなるほど面白いものだと感じた。という意味で客観的にいって企画としては成功している。何より価格が安いのはほぼ原価だからではないかと一応つっこんでおく。

    年間購読も申し込んでみた。こういうのは行動で示したい。竹尾の紙の説明もよい。紙を意識することは少ないが、紙のプロダクトとしての良さはやはりデジタルと比べるものではないんだけど、比にならないってことで。

    連載小説、エッセイ、ショートショートのバランスも良さそう。気になるものから、全部読みなどいい感じで入れるのも良い。

    読後感としては、知らないもの、作家、物語、文章に出会うということ、それがある種アートというか体験として忘れていたことかもしれないと感じた。それを取り戻したり、思い出しただけでも十分満足。

    気になった人は是非。普段小説を読まない人とかこそ、グッドなのかもねと。

  • 初めて読んだ文芸誌。文芸誌初心者の私にはとてもぴったりだった。
    ・連載作品の途中から読み始めたりやめたりするのに抵抗がある→今回創刊。4年間16号のみ期間限定刊行。
    ・2段組で分厚い→1段組ページも結構あり程よい分量
    しかもお値段330円!作家陣も豪華だしとりあえず書い続けて損なし。

  • ここまで丁寧に「紙の本」を楽しむと、
    全身に浸透していく感じがして心が満たされていく感じがした。大袈裟なようだけどそれくらいこの出会いは感動しました。

    日常に「読書」の「栞」を。
    表紙の「ス」が栞になっていたり、ちんまり可愛い。

    文芸誌読んでみたいなぁと1ヶ月くらい考えており、けどそこに手を出したらなぁ。やめとこ。を続けていた。なに読んだらいいかわからんし、どれもどこかしっくり来ない。
    内容とかではなく、目に飛び込んでくる情報量の多さに、毎度押され気味になり、
    これは本物の文芸誌マニアしか買ってはいけないのだ。と思っていた。

    用事がなくても、そもそも買うつもりなどなくても、基本毎日本屋に行くのだけど、たまたま立ち寄った本屋で発売日に出会った。

    文芸誌への憧れで、文芸誌コーナーには毎回滞在していたので、表紙だけにはやたら詳しくなっており、こんな文芸誌あったかな、なんか可愛いな。と
    手に取ったらどうやらやはり初見の文芸誌。

    表紙がどタイプで、そこから更にパラパラめくると、本文以外の何気ないイラストや余白さえも心地よく、つまり苦手だと思っていた入ってくる情報量、がちょうどいい。
    そして本自体が持つ、空気感がとにかく魅力的。

    これは、「初めての」ほんとに欲しい文芸誌かも‥!と思って見てみたら創刊号。

    事前情報無しのこの出会いはかなり熱い。

    この出会いと、文芸誌初体験が嬉しくて嬉しくて、
    普段は気にしないような表紙の端の文字や、もくじページの[もくじ]という文字、見開き片側に大胆に描かれた栞の達筆イラスト、遂には広告ページまで、隅々まで噛み締めるように、紙を撫でながらゆっくりゆっくり読み進め中。

    紙だからできることにこだわる。という考えから、表紙の紙にもこだわりがあるようで、一つ一つ丁寧に、創刊まで歩んで来たような何かを勝手に感じる。

    「栞」と「はじめて」をテーマとしているとのことで、私にとってのはじめての文芸誌がこのスピンであったことに喜びを感じます。

    内容はもちろんそれぞれですが、共通してなんだか、ゆるいというか、柔らかいというか、どこか穏やかで、ここからそれぞれの物語が、あちらこちらに向かって始まるのだなと感じさせます。

    恩田陸さんの冒頭の創刊エッセイ、
    青山美智子さんのギフト。
    はぁ、、良い。。と掴まれました。

    いさな の、さなちゃんの自己紹介の文章でなぜか涙が出てきてしまった。街の人たちが話しているさなちゃんの話と、本人の想いが遠くて切なくて、なんとも言えない気持ちに。

    まだゆっくりゆっくり堪能中だが、この何度も反芻している今の喜びを残しておきたくて、こちらに記録。

  • 初めて文芸誌を買った。ジャケ買いだった。表紙のデザインと言葉と、触り心地に惹かれてレジに持って行ったらまさかの330円。安すぎてびっくりした。
    紙の種類の名前を知る機会が今まで無かったので、まずそこで、新鮮で新しい体験ができた。
    新たな、紙の世界を知れて嬉しい。

    今まで触れてこなかったジャンルの文や、作家さんに出会うことができて嬉しい。
    心がウキウキしている。
    まだ全部は読めてないけど、今のところ、皆川博子さんの文章が心に残っている。
     

  • 河出書房新社創業140周年記念文芸誌。一般的な文芸誌と異なり、ページ数と価格を抑えて短編小説、連載長編小説、エッセイなど豪華な執筆陣が揃う。期間限定ゆえに終刊まで読み続けたい。

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著者プロフィール

1964年宮城県生まれ。92年『六番目の小夜子』で、「日本ファンタジーノベル大賞」の最終候補作となり、デビュー。2005年『夜のピクニック』で「吉川英治文学新人賞」および「本屋大賞」、06年『ユージニア』で「日本推理作家協会賞」、07年『中庭の出来事』で「山本周五郎賞」、17年『蜜蜂と遠雷』で「直木賞」「本屋大賞」を受賞する。その他著書に、『ブラック・ベルベット』『なんとかしなくちゃ。青雲編』『鈍色幻視行』等がある。

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