幸福論(アラン) (岩波文庫 青 656-2)

  • 岩波書店 (1998年1月16日発売)
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アバタロー氏
1925年出版

《著書》
アランはペンネーム
1868年生まれフランス哲学者
1906年新聞にプロポと呼ばれる今でいうコラムを掲載
5000を超えたプロポから幸福をまとめたもの
アリストテレス、プラトン等の影響

《感想》
幸福論3冊を比較
影響を受けた人がヒルティ同様にストア哲学の人達の考え
ヒルティと違う点は神ではなく理性的な人間の中に見いだそうとしていたこと
理性を重んじる合理性、人間性の尊重のヒューマニズムという、合理的ヒューマニズムの考えで、20世紀のフランス思想に影響を与えた(wiki参考に自分まとめ)
・1920年代の歴史
第1次世界大戦後、世界経済はロンドンからNYに、文化はシュルレアリスム
・ヒルティ(1891年):キリスト教、ストア哲学
・ショーペンハウアー(1851年):厭世主義
・ラッセル(1931年):現実主義、平和主義

《内容》
・メンタル
想像力や情念にとらわれない
解放されたければ行動する
・生活
傍観者ではなく自分で行動する
・人間関係
最大の敵は常に自分
・処世術
礼儀作法、自ら率先する

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 人文(心理・歴史・思想)
感想投稿日 : 2023年10月4日
読了日 : 2023年10月4日
本棚登録日 : 2023年9月15日

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