【全欧ベストセラー 警察小説第2弾】
北欧ミステリーの人気シリーズ、『特捜部Q』の第2弾。
今回は犯人がわかっている中、どう追い詰めて行くのかハラハラしながら読んだ。
この作品の映画は読む前に観ていたのだが、映画と原作では内容が結構違っていたので驚いた。
感想としては、事件の内容と犯人にとにかく胸糞悪くなった。
動機に共感できることが何一つなく、犯人にとって自分の周りの人間全てが狩りの獲物だということ。
そこにはただ快楽しかないのだ。
そんな人物の表の顔は有力者なのだからゾッとする。
イヤミスではあるものの、主人公カールと仲間の掛け合いとカールのツッコミが面白くいいバランスになっている。
今回から新メンバーも登場し、何ともいいキャラなので今後の活躍に注目していきたい。
人間の恐ろしさをあらためて感じる1冊だ。
こんな人におすすめ .ᐟ.ᐟ
・北欧ミステリーが好きな人
・イヤミスが好きな人
・海外ミステリーが好きな人
・刑事ものが好きな人
・倒叙ミステリーが好きな人
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2023年1月21日
- 読了日 : 2023年1月23日
- 本棚登録日 : 2022年8月11日
みんなの感想をみる