2013年10月20日読了。3・11の災害後、タイトルとおり父親が父親の観点で取り組むべき家族の危機管理について述べた本。だがマニュアル的な本ではなく、内容はやさしい。危機といっても自然災害だけでなく、夫婦喧嘩・離婚調停、単身赴任・父親自身の病気・怪我なども家族の危機には違いない。まずはこれらの危機がそもそも発生しないよう、育児へのかかわり・パートナーへのいたわり・家庭への強いコミットといった、日常から「家族の強さ」を高める努力(それも「ムリやり努力する」のではなく、「笑顔で楽しんで取り組む」こと)が必要ということだな。危機に際してどうこうするのは真の危機管理ではない、想定できるリスクに対してはあらかじめ対策を考えておくべきということか。コトが起きたときに後で後悔しないよう、やっていこう。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
ノンフィクション
- 感想投稿日 : 2013年10月21日
- 読了日 : 2013年10月20日
- 本棚登録日 : 2013年10月21日
みんなの感想をみる